気ままな主婦のスポーツ観戦

にわかファンによるスポーツの感想

第34回皇后盃全日本女子柔道選手権大会

女子無差別級

 階級という垣根を無くし、対戦する無差別の大会。

柔道は、無差別級を制した選手が一番強い!そんな印象があるけれど、一般的に柔道が一番注目されるのはオリンピック。そこで行われなくなったことを考えると、今の若い人で知らない子もいるカモしれない。(*´・д・)(・д・`*).ダヨネー

有利なのは重量級の選手だが、そこに他の階級の選手も挑戦できるのが醍醐味だ。

地区予選を勝ち上がった34名と、昨年優勝した素根輝選手優勝冨田若春選手。2018世界選手権78kg超級で優勝した朝比奈沙羅選手を加えた37名の女子選手が対戦する。

そしてこの大会、実は現在国際大会で廃止されている有効がある。

(* ・`д・´) ナ、ナンダッテー!! (`・д´・ *)

技有は2回で合技一本だが、いくら稼いでも技有一本にはならないのが有効である。

それでも本戦終了後に有効で判定勝ちになるし、延長戦GSでは即勝利だ。

何故この大会だけあるのか……それはわからない。にわかだから。ヘ(゚∀゚ヘ) アヒャヒャ

でも、ある程度柔道の試合を見た事ある人からすれば、ある方が違和感ないと思う。

私自身、

(゚Д゚≡゚Д゚)?あれ、有効は??みたいな感じだったからね。

 

日本で最強の女子道家を決める全日本女子柔道選手権大会

今回も全日本柔道連盟 | 全柔連ホームページSEIKO SPORTSLINK | セイコースポーツリンクのサイトを参考に、結果と感想、大会終了後に発表された、世界柔道選手権女子日本代表選手を書いていこうと思う。

ョロシク_〆ヽ(*ゝд・)ノ^☆

 

決勝

決勝は、現在日本の女子最重量級で最も実績と実力のある素根輝選手(環太平洋大学1年)朝比奈沙羅選手(パーク24)

ここ最近は素根選手が4連勝しているけれど、朝比奈選手も2018年世界選手権メダルの実績がある。

どちらが勝ってもおかしくない対戦、まずは両選手の決勝までを見ていこう。

ラジャッ! (`・д´・ゞ)-☆

素根 輝

2回戦  3:57  反則勝(指導3)

小林幸奈(龍谷大4年)

3回戦  1:07  合技(体落+小外掛)

佐々木ちえ(東京学芸大3年)

4回戦  7:15  GS有効(大内刈)

山部佳苗(ミキハウス)

準決勝  4:56  GS有効(大内刈)

稲森奈見(三井住友海上)

テレビでは4回戦から放送されたので、そこから観戦する事ができた。

3回戦まで延長戦もなく、順調に勝ち進んだ素根選手。v(´∀`*v)ピース

しかし、4回戦のリオ五輪78kg超級メダリスト山部選手、この大会で初めて準決勝に勝ち進んだ稲森選手との対戦は、どちらも延長戦へ。

特に山部選手との対戦は、攻めていたにもかかわらず、決まらなくてヒヤヒヤしたけれど、背負投連発してから背負投と見せかけた大内刈は巧かった。

ウマ━━━Σ(・`ω・ノ)ノ━━━ィ!!!!

とても積極的な素根選手、身長が小さい中で、果敢に攻めていて試合が面白い。

ここまで、順調に勝ち上がってきたと思う。(・`ω´・(-`ω´-)ウン

朝比奈沙羅

2回戦  5:04  GS有効(払巻込)

山本沙羅(福井県スポーツ協会)

3回戦  5:48  反則勝(指導3)

米川明穂(藤枝順心高校3年)

4回戦  6:34  GS有効(支釣込足)

髙山莉加(三井住友海上)

準決勝  2:05  一本勝(大外巻込)

冨田若春(コマツ)

 素根選手とは逆に、準決勝までの3試合が延長戦となった朝比奈選手

4回戦高山選手との対戦は、攻め続ける高山選手に対してなかなか持ちきれず、技を仕掛ける事ができなくて指導2の状態。:(;゙゚'ω゚'):

抑込のチャンスも2回あったけれど、左足に巻き付く高山選手の足から抜け出せなくて決まらない。

それでも、奥襟をとった瞬間の支釣込足で勝利!持ったら強いね。さすがである。

ベリ②(b゚д゚*)good☆

あとね、この試合で高山選手朝比奈選手巴投しようとしたのにはびっくりした。

エェェ・・・・Σヾ(・ω・´;)ノ・・・・ッ!!!

結局持ち上がらなかったけど……本来、高山選手は1階級下だからね。

その後、準決勝までオール一本勝で上がってきた冨田選手に対しては、今まで全勝しているだけあって、あっという間の一本勝だった。

3試合が延長戦になってしまったけれど、準決勝を見る限り大丈夫そうだ。d(-_☆)

それでは、決勝戦いってみよう!!

 

試合開始

 開始直後から組み手争いで、お互い技を仕掛ける事ができない。

残り2分08秒、ここでまて。消極的な為、両者に指導。φ(。_。*)メモメモ

素根選手   指導1

朝比奈選手  指導1

その後すぐ、今度は素根選手だけに指導がくる。(∩ ゚д゚)ナニッ?

素根選手   指導2

朝比奈選手  指導1

ンー...(-ω-`;)ゞ これはまずい……。

今のところ、朝比奈選手の方が積極的に攻めているように見える。

体重別で負けているからね……ここは勝ちたい気持ちが出ている。

c(`・ω´・ c)っ≡つ ババババ

積極的に支釣込足を仕掛ける朝比奈選手だが、耐える素根選手

すると、今度は素根選手が背負にいった。o(´ェ`O☆パンチ!! 

決まらなかったが、ここで朝比奈選手にも指導。

素根選手   指導2

朝比奈選手  指導2

これでこの試合、わからなくなった。(゚A゚;)ゴクリ

ここで4分間の本戦終了。延長戦・ゴールデンスコアへ。

延長戦

朝比奈選手が両襟を掴む。

すると、奥襟を持ち得意の形に。支釣込足を仕掛けるが、素根選手は動じない。

その後も両襟を持って仕掛けるが、動かない素根選手。Σ(´Д`*)エッ

素根選手ドンッと構えていて、足が畳にくっついているみたいだ。

.:*:`☆((((\( `^´)/バリア))))☆: 

ここで大内刈を仕掛ける素根選手。倒しはしたものの、技は決まらず。

朝比奈選手は両襟を掴みながら技を仕掛けるが、動かないので投げられない……素根選手体幹はどうなっているんだ?(・'v`・)??

今度は素根選手背負投を仕掛けるが、回りきらずにうつ伏せ状態の朝比奈選手

(ノ`Д´)ノ彡Σ≡((o _ _)oバタッ

それでも素根選手朝比奈選手をひっくり返して抑え込みに入る……が、朝比奈選手も負けじとひっくり返り、またうつ伏せに。Σ(゚ω゚ υ) アリャ

この光景は珍しい……。両選手、何がなんでも負けないという気持ちが出てる

積極的に担いでいく素根選手。攻め続ける。

そして、そこからの大内刈!何とか腹ばいで逃れる朝比奈選手

ヽ(#゚Д゚)ノ┌┛Σ(ノ´Д`)ノ

ここで待て。

素根選手   指導2

朝比奈選手  指導3

 

結果

1位  素根 輝(環太平洋大1年)

2位  朝比奈沙羅(パーク24)

3位  稲森奈見(三井住友海上)

3位  冨田若春(コマツ)

5位  山部佳苗(ミキハウス)

5位  井上舞子(警視庁)

5位  児玉ひかる(東海大1年)

5位  髙山莉加(三井住友海上)

 日本女子柔道選手権大会、優勝2連覇を達成した素根輝選手

☆゚+.才×〒"├゚+.☆(○・ω・人・ω・●)

今回、夫と一緒に観戦していたのだが、

( ゚д゚)すごい!動かない!!と、何度も2人で言ってたよ。

それくらい、素根選手体幹半端なかった!!

スゴイヨナ(*´ω`) (´<_` *)ダヨナ…

逃れるとかではないからね、浮きもしないから。

高校生で優勝して連覇達成!テレビで言っていたけれど、連覇は塚田真希さん以来、9年ぶりらしい。素根選手のこれからが楽しみになる結果だ。

何より若いし。∑d(d´∀`*)グッ!

 

そして、惜しくも敗れた2位朝比奈選手

これで、対素根選手に5連敗となってしまった。(lll-ω-)ズーン

(。-`ω´-)ンー攻撃の仕方を変えてみる……とか、どうだろうか?

偉そうにアドバイスするにわかファン。技名も曖昧なにわかである。

 

でも、実力者の2人がきっちり決勝まで勝ち上がってきたのは凄いし、決勝での気持ちの入った試合は、

(#`Д´)ノ東京五輪に出たい!というのが伝わってきた。

オリンピックは1階級1人しか出場できないのが辛いところだが、それがお互いの闘志に影響を与えている感じがする

゚.+:。 ヾ(。・ω・)ノ゚.+:。 イイジャナーイ!!

しかし、まずは世界柔道選手権だ!!ァィ(。・Д・)ゞ

大会後に発表された、世界選手権東京大会の女子日本代表選手を見てみよう。

 

2019世界柔道選手権東京大会  女子日本代表

48kg級

渡名喜風南(パーク24)

52kg級

阿部 詩(日本体育大1年)

志々目愛(了德寺学園職)

57kg級

芳田 司(コマツ)

63kg級

田代未来(コマツ)

70kg級

新井千鶴(三井住友海上)

78kg級

濵田尚里(自衛隊体育学校)

78kg超級

朝比奈沙羅(パーク24)

素根 輝(環太平洋大1年)

団体57kg級

玉置 桃(三井住友海上)

団体70kg級

大野陽子(コマツ)

 ( ,,-`д´-)ど、どうしよう。

にわかなのに、にわか(仮)なのに……当たってしまった!!

キタワァ━━━━(n‘∀‘)η━━━━!!!

いやぁー、私の知識も成長している!才能が怖い!!ヽ(´∀`)ノハハハッ

こうやって、たまには自分を慰めて褒めてあげないとね。他にこんな事で褒めてくれる人などいないから。(´Д`)

 

出場選手を見てみると、52kg級の2枠目が志々目選手、今回優勝した素根選手が2枠目になったのは、対外国人選手かなぁと思った。

志々目選手は2015年から対外国人選手に54連勝中だし、朝比奈選手は世界選手権後、グランドスラムデュッセルドルフの決勝でI.オルティス選手(キューバ)に負けたとはいえ、対外国人選手で考えるとそれだけだからね。(´ー`*)ウンウン

素根選手グランドスラム大阪でオルティス選手に、グランドスラム・パリではI.キンゼルスカ選手(アゼルバイジャン)に負けているので、オリンピックを見据えた上で考えると……みたいなね。

だから、素根選手は世界選手権で結果が求められるし、それによって女子最重量級の五輪代表が決まると予想している。( ̄^ ̄)ンー

今年の世界選手権東京大会は、すごく大事な大会になる。出場が決まった選手、悔いのないように頑張ってほしいね。

力゛`ノノヽ゛レ...φ(・ω´・*)

 

それでは、にわかによる第34回皇后盃全日本女子柔道選手権大会は終わる。

選手、関係者のみなさん、お疲れ様でした。

 (*´ノ∀`)<オツカレ☆.。.:*・゜