IAAF世界リレー2019横浜大会 1日目
混合シャトルハードルリレーと2×2×400mリレー
2014年、バハマで初めて開催された世界リレー大会。
第3回大会からは2年に1度となり、今年は初めてバハマ以外、5月11日から12日にかけて日本で開催された。
オリンピックや世界陸上にもある4×100mリレーや4×400mリレーの他、リレー大会ならではの種目もあり、にわかファンはとても楽しみにしていた。
ドキドキp(*゚v゚`*)qワクワク
ただね、私はたまたま第1回大会をテレビで観戦していたのだが、その時の4×1500mリレーはつまらなかった……。
(  ̄д ̄;)σ 一見、面白そうでしょ!?
これがね、トップのアフリカ勢同士でもバトンミスどころか、数回バトンを落としても平気なくらいの差があって、私の知っているリレーじゃない。
(;´∀`)だいたい1人トラック約4周するのに、ずーっとバトン持っているのは邪魔だよナ……。
そんな事を思っていたらこの種目、翌年からなくなっていたよ!Σ(゚ω゚;)アラマッ
まだ4回目だし、手探り状態の大会だろうね。
そんな中、今回初めて行われる種目が、混合シャトルハードルリレーと混合2×2×400mリレーだ。
テレビ放送とTBSの動画サイトでハイライトを見ながら、日本陸上競技連盟公式サイト - Japan Association of Athletics FederationsとIAAF世界リレー2019横浜大会 |のサイトを参考にして、まずは混合シャトルハードルリレーから紹介していこうと思う。
キラーン(,+・`ω´・)ノ☆*:;ョロシク;:*★
混合シャトルハードルリレー
かっこいいネーミングのリレーだが、簡単に言うと女子100mハードルと10m+男子110mハードルリレーである。
しかし、普通のリレーとの違いがあって、1チームが2レーン使用するのとリレーなのにバトンがない。(∩ ゚д゚)ナニッ!?
まず、第1走者の女子選手が100mハードル+10mを走り、ゴール地点にあるカラーコーンの間を通過。それをゴール地点で待つ第2走者が目視で確認する。
(¬д¬。) ジーーーッ
確認したら、今度は隣のレーンで第2走者の男子選手が、第1走者がスタートした方向へ向け110mハードルを走る。レ(・ω・。)ヘ=3=3
2レーン使用しながら行ったり来たりと、競泳のリレーみたいな感じだ。
男女各2名、合計4名で行われるこの種目は、国際大会自体が初めてなので、興味津々のにわかファン。初めに日本代表選手を確認しておく。
日本代表選手
100mハードル自己ベスト 13秒03
2走 高山峻野 24歳(ゼンリン)
110mハードル自己ベスト 13秒44
3走 青木益未 25歳(七十七銀行)
100mハードル自己ベスト 13秒17
2018アジア大会では100mHと4×100mR日本代表
4走 金井大旺 23歳(ミズノ)
110mハードル自己ベスト 13秒36
110mハードル日本記録保持者
高山選手や木村選手は、すでに五輪や世界陸上日本代表として活躍している選手。
そして昨年の日本選手権、100mハードルで優勝した青木選手。110mハードルで優勝、14年ぶりに日本記録を更新した金井選手。
今現在、日本のトップ選手が集結した混合シャトルハードルリレー、豪華である。
゚.+:。 ヾ(。・ω・)ノ゚.+:。 イイジャナーイ!!
ただでさえにわか者、とにかくこの種目は初めてなので見てみないとわからない!
とりあえず、予選を観戦してみる事にする。(p_-)
予選
1組
2組
組1着とタイムで2チームの合計4チームが決勝に進出できる予選。
予選1組の日本は、第1走者の木村選手がスタート直後から飛ばし、1位と僅差の2位で2走高山選手へ。
すると2走高山選手は好スタートで序盤から先頭の立つと、そのままトップで3走の青木選手へ。
ヒューン! ≡≡≡(o*-ω-)o
ここで3走青木選手がスタートで少し出遅れ、2位か3位へ後退。(僅差の為、にわか者には判別できず)
それでも最後は、4走の金井選手がオーストラリアの選手を突き放してゴール!!
予選を見た感想……
(*`・д´・)σスタートが大事!!
何しろ目視である。選手も手探り状態だろうから慣れが必要だよね。( >_[・])ロックオン
それにしてもパプアニューギニアのタイム、映像を見てないので謎だナ。
これで1組1着のジャマイカ、2組1着のアメリカ、そしてタイムで日本とオーストラリアの決勝進出が決定した。ヾ(´∀`)ノワーイ
決勝の結果
すると今度はオーストラリアがフライングで失格!!2チームになってしまった。
ぇ━━(il!´・д・)━━!!!
しかしだ!それでも結果、日本は2位である!!(*≧∀≦)ノシ オメデトォ♪
1位アメリカとは走力の差を感じたが、2走高山選手、2位から13秒27の自己ベストを持つアメリカの2走F.クリッテンデン選手を抜いて、トップに立つというね。
オオォォヾ(゚Д゚ヾ)(ノ゚Д゚)ノォォオオ
予選の時も思ったけれど、高山選手はスタートがとても上手い!!
σ(・ω・*)ンー…そう考えると、スタート次第で勝てるチャンスがでてくるカモしれないナ。
何れにせよ、これからの種目だと思うけれど、なかなか面白くて次回もまた見たいと思った。
(`・ω・´)ゞやっぱりリレーは僅差の勝負じゃないと!!
未だに4×1500mリレーを引きずるしつこいにわかである。(-_-;)
混合2×2×400mリレー
(●´ ^`)ンー? 混合4×400mリレーと何が違うのだろう……初めて見た時にそんなことを思ったにわかファン。
調べてみると全然違った。
走者が男女各1名の2人、そして1人が400mを2回走るのだ(」゚ロ゚)」!!
男女の順番はそれぞれのチームが好きに決められるが、1走なら3走も、2走なら4走も同じ選手という訳である。
(゚A゚;)ものすごく過酷……。
混合2×2×400mリレー、これもどうなるのかわからないナ!まずは日本代表選手を見てみよう!!
日本代表選手
1.3走 塩見綾乃(立命館大2年)
400m自己ベスト 54秒32
800m自己ベスト 2分02秒73
女子800m日本選手権2位、アジア大会入賞
2.4走 クレイアーロン竜波(相洋高3年)
400m自己ベスト 47秒94
800m自己ベスト 1分47秒51
アジアユース800m優勝、1500mは高校歴代3位の記録を持つ
クレイ選手は先月、1500mで高校歴代3位の記録を更新したのをどこかでチラ見した記憶があるし、塩見選手は日本インカレ女子800mで優勝しているので、覚えている。
この種目、400mの選手なのか800mの選手が出場するのか疑問だったけれど、どうやら800mメインの選手でいくみたいだ。
((φ(・ω´・ *)ホォホォ
これは日本に限らず、他の国も同じようなメンバーである。
そしてこの2人、共通点があって、まず800mの男女高校記録を持っている。
それに2人共、未成年である。Σ(o゚д゚oノ)ノ ナンデストー
(・`ω´・(-`ω´-)ウン過酷な競技だ!きっと若さでカバーするのだろう……と、勝手に考えるにわか。
それでは、若さ溢れる混合2×2×400mリレー、予選はないので決勝戦を見てみよう!
決勝
1走
男子選手を起用している1位C.キプルト選手(ケニア)と2位D.バウル選手(パプアニューギニア)が飛ばす。
‥…━━━タタタΣΣΣヘ( ゚ 3゚)ノ
続いて5秒から6秒後に女子選手を起用したチームの3位C.ブラウン選手(アメリカ)、4位M.アルザマソワ選手(ベラルーシ)、5位C.ビセット選手(オーストラリア)。
塩見選手は6位でクレイ選手へバトンパス。
2走
半周する前に2位D.コニエル選手(パプアニューギニア)を抜き、2位に浮上するD.ブレージャー選手(アメリカ)。
(ノTдT)ノ ワアァァ・・!! ≡≡≡ヘ(*-ω-)ノ
その後、A.ワシレウ選手(ベラルーシ)とJ.ラルフ選手(オーストラリア)、クレイ選手、P.ドベク選手(ポーランド)もD.コニエル選手(パプアニューギニア)を抜き、パプアニューギニアは7位へ順位を下げる。
D.ブレージャー選手(アメリカ)が差を詰めるも、先頭A.ナリアニ選手(ケニア)変わらずε≡ヽ(*゚∀゚)ノ
日本は5位に順位を上げて塩見選手へバトンパス。
3走
1位C.キプルト選手(ケニア)がガンガン飛ばし、2位C.ブラウン選手(アメリカ)との差を広げる。
ケニアは最後女子選手だからナ。ここで差を広げないとナ。
ΣΣΣ≡≡≡≡≡ヾ(;゚д゚)/ニゲロ~!!
その後ろ、少し開いて3位M.アルザマソワ選手(ベラルーシ)を抜いたC.ビセット選手(オーストラリア)と塩見選手、A.ドベク選手(ポーランド)!日本は4位へ順位をあげる。キタ━(゚∀゚)━!!
M.アルザマソワ選手(ベラルーシ)は1走では良かったので、疲れたか……。
ここで最後、3位C.ビセット選手(オーストラリア)が2位C.ブラウン選手(アメリカ)を抜き、オーストラリアは2位に浮上。
C.ブラウン選手(アメリカ)も疲れている感じだ!バトンを待つD.ブレージャー選手(アメリカ)が、
щ(゚д゚щ)カモーン 早く来い!とジェスチャーしている。
先頭ケニア変わらず、5秒後くらい後に2位オーストラリア、3位アメリカ。
塩見選手も後ろからくる5位A.ドベク選手(ポーランド)をつき離し、日本は4位でクレイ選手へバトンパス!!Σd(ゝ∀・)ィィ!!!
4走
逃げる先頭のA.ナリアニ選手(ケニア)。
ε≡≡≡≡≡≡┏(゚ロ゚;)┛ダダダッ!!
3位D.ブレージャー選手(アメリカ)が2位J.ラルフ選手(オーストラリア)を抜いて2位となり、もの凄い勢いで1位A.ナリアニ選手(ケニア)を追いかける。
どんどん差が詰まってきて、最終コーナーで捉えた!
ダッシュ!ε≡≡≡ヘ(*`゚ω´)ノノ≡ヒッ⁉Σ(゚Д゚;
D.ブレージャー選手(アメリカ)とJ.ラルフ選手(オーストラリア)、クレイ選手が1位A.ナリアニ選手(ケニア)を抜き去り、それぞれ順位を上げる。p(*≧ω≦)/ ウォォォ!!
大興奮のにわかファン、そのまま日本は3位でゴール!!
結果
1位 3分36秒92 アメリカ
2位 3分37秒61 オーストラリア
3位 3分38秒36 日本
4位 3分42秒14 ポーランド
5位 3分51秒64 ベラルーシ
6位 4分04秒73 パプアニューギニア
7位 4分08秒80 ATHLETE REFUGEE TEAM
失格 ケニア
日本3位!おめでとう!!
☆⌒ぉめτ〃`⊂ぅ⌒☆ ゞ(≧∀≦。)ゞ
1回目好走しても2回目に失速する選手が多い中、塩見選手とクレイ選手は2回目の走りがとても良かった。若い選手の起用、当たったね。(v´∀`*) イエーイ♪
σ(゚・゚*)ンー・・・ここがこの種目の大事なところカモしれないナ。
また、アメリカは新種目2種目で優勝と、強さを見せた。
特にD.ブレージャー選手(アメリカ)、頑張ったね。(*´ノ∀`)<オツカレ☆.。.:*・゜
それにオーストラリア!このくらいの距離で速いとは知らなかったなぁ……にわかファンは知識を得た。
最後抜かれてしまったケニアは、何故失格なのかよくわからなかったけれど、盛り上げたのは間違いなくケニアだったと思う。
ガンバッタナ(*´ω`)ノ (ノc_`*)・゚・
この種目、面白い!!Σd(≧ω≦*) グッ
また次回、楽しみにしている。
2日目へ続く……。