IAAF世界リレー2019横浜大会 2日目 中編
男女4×200mリレー
世界リレー大会ならではといえば、今回紹介する4×200mリレー。
正直、オリンピックや世界陸上にあってもおかしくない種目だと思う。
でも4×100mリレーとかぶるか……。
今回もTBSのテレビ放送と動画サイト、そして日本陸上競技連盟公式サイト - Japan Association of Athletics FederationsとIAAF世界リレー2019横浜大会 |のサイトを参考に書いていこうと思う。
まずは女子4×200mリレーからどうぞ。
(●≧з≦)っ⌒〔゚.+ヨロシク゚+.゚〕
女子4×200mリレー
この種目も女子4×100mリレー同様、過去3回、すべて違う国が優勝している。
ナイジェリアは長距離の印象があるが、身体能力は高いだろうね。
(*゚▽゚)*。_。)*゚▽゚)*。_。)ウンウン
実は日本女子チーム、この種目は初出場である。(∩ ゚д゚)ナニッ!?
そんな女子4×200mリレー、まずは日本代表選手を確認しておく。
日本代表選手
1走 山田美来(日本体育大2年)
200m自己ベスト 23秒91
2018日本選手権女子200m3位。2019アジア選手権女子200m日本代表
200m自己ベスト 24秒03
2019アジア選手権女子200m日本代表
3走 兒玉芽生(福岡大学2年)
200m自己ベスト 24秒04
2018アジアジュニア女子100m3位
4走 青野朱李(山梨学院大1年)
200m自己ベスト 23秒91
2018U20日本選手権女子100m、200m優勝
青野選手は大学入学したばかりだが、日本歴代9位の記録をもっている選手だ。
そして気になるのが山田選手と三宅選手の2人。
前日の女子4×100mリレーに続いての出場である。Σ(゚ω゚ υ) アリャ
やっぱり層が薄いのかな……今回の世界リレー、女子選手の選考は本当にわからないナ。(・'v`・)??
でも、にわかにはわからない何かがあるのだろうから、深く考えるのは止めておく。
(★ ̄∀ ̄)σ 考えてもわからないから!!
そしてこの種目、注目されているのがジャマイカである。
テレビ放送でも言われていたので、ちょっと調べてみた。
1走 E.トンプソン 26歳
200m自己ベスト 21秒66※歴代5位の記録
2016リオ五輪女子100m、200m金メダリスト
2走 S.マクファーソン 30歳
200m自己ベスト 22秒93
2013世界陸上女子400m銅メダリスト
3走 S.A.フレーザープライス 32歳
200m自己ベスト 22秒09
2008年北京、12ロンドン五輪女子100m優勝
2009、13、15世界陸上女子100m金メダリスト
2013世界陸上女子200m金メダリスト
4走 S.ジャクソン 24歳
200m自己ベスト 22秒05
2016リオ五輪女子400m銅メダリスト
実績と自己ベストが半端ない!!( ゚Д゚);',*;',.;*ガハァッ
実績はこれでも端折って書いているからね……レベルが違う。
ヽ(´~`;)ウーン……ジャマイカの圧勝かナ。
今回、初出場種目だしにわかだしで、この種目だとどのくらいの位置にいるのか予想できない女子日本代表。
一つでも上の順位を期待しながら、予選はないので決勝の模様を書いていくゾ!
φ(°°) メモ φ(。。) メモφ(°°) メモφ(。。)
決勝
1走
予想通り、E.トンプソン 選手(ジャマイカ)が良い!それにC.ザヒ選手(フランス)も速い。
タタタッ!!≡≡≡ヘ(*-ω-)ノ
しかしここで、ジャマイカはバトンパスがうまくいかず、両選手が立ち止まってのバトンリレーになってしまった。
これがリレーの恐ろしいところである。(((( ;゚д゚)))アワワワワ
また、ジャマイカにスポットを当てているので映らない日本。
山田選手が何位なのか不明である。ぇ…(´ω`υ)
2走
E.ラフェ選手(フランス)が先頭、2位は韋永麗選手(中国)。
三宅選手もなかなかの好位置で3位争いか……??映像が近すぎてはっきりとわからない。
コマッタ・゚・(・´ω・`)ゞ・゚・コマッタ
この2走、今度はG.A.スアレス選手(エクアドル)のところでバトンミスがあった。(-_-)
三宅選手は3位争いのまま、兒玉選手へバトンパス。
3走
変わらず先頭のC.ルデュ選手(フランス)。( ´∀`)bグッ!
日本も現在上位争いだが、内側から孔令微選手(中国)が追い上げてきている。
そして、それより凄い勢いで迫ってきているのが、さらに内側のS.A.フレーザープライス選手(ジャマイカ)。さすがである。
┣¨┣¨┣¨≡≡≡ヘ(*`Д´)ノ┣¨┣¨┣¨ 。
自己ベスト22秒19の記録を持つG.トーマス選手(アメリカ)も良い!
2位争いまで順位を上げたS.A.フレーザープライス選手(ジャマイカ)だったが、再びバトンパスでミス!!隣のレーンでは、G.トーマス選手(アメリカ)もミスをしている。
<(゚ロ゚;)>ノォオオオオオオオ!!
1位C.ルデュ選手(フランス)、2位孔令微選手(中国)。
日本は3位でアンカー青野選手にバトンパス。
4走
(*`・д´・)σ 日本は3位争い!と、叫ぶ実況。
しかし相手は、自己ベスト22秒16のJ.プランディーニ選手(アメリカ)とS.ジャクソン選手(ジャマイカ)。
( ・`д・´)不利である。
先頭変わらずM.パレ選手(フランス)。僅差で2位葛曼棋選手(中国)、3位J.プランディーニ選手(アメリカ)。
4位はS.ジャクソン選手(ジャマイカ)、青野選手は5位でゴール。εεεヾ(*´ー`)ノ
結果
1位 1分32秒16 フランス
2位 1分32秒76 中国
3位 1分33秒21 ジャマイカ
4位 1分34秒57 日本
5位 1分34秒92 ドイツ
6位 1分35秒91 エクアドル
7位 1分43秒85 パプアニューギニア
途中棄権 ケニア
失格 アメリカ
アメリカが失格となった為、4位の日本。(ノ ̄▽ ̄)ノ
日本記録を更新したみたいだが、この結果はどうなのだろう……そう思い、5位ドイツ選手の200m自己ベストを調べたところ、
1走 23秒50 J.モンタグ
2走 23秒15 K.フェーム
3走 23秒35 S.ユンク
4走 22秒89 J.B.ウェソリー
全員、日本選手より速いみたいだ。そう考えるとよくやったナ!
゚.+:。 ヾ(。・ω・)ノ゚.+:。 イイジャナーイ!!
優勝したフランスは、1走C.ザヒ選手(フランス)の好走で流れにのると、ミスなく最後まで走りきった。素晴らしい。才×〒"┝_〆(=´エ `= )))
2位の中国も、全ての選手が高いレベルでミスなく走っていたね。
やっぱりリレーはバトンパスが大事だ。
(b゚Д゚)ネッ、ジャマイカ!!
距離感がつかみにくいのはあると思うけれど、1走E.トンプソン 選手(ジャマイカ)は1位だったし、3走S.A.フレーザープライス選手(ジャマイカ)は2位まで順位を上げていた。
それなのにどちらもバトンパスで躓き、さらに大きなロスだからね……それでも3位だから凄いけどナ。
スゲェ━━━━ヽ(゚ω゚)ノ━━━━ !!!!
速い選手を並べただけでは勝てない!(*`・ω・´*)ゝカシコマリ☆
にわかファンは、改めてバトンパスの重要性を知った女子4×200mリレーだった。
男子4×200mリレー
過去3回の優勝国。
お気づきだろうか……そう、アメリカがいない!!
(* ・`д・´) ナ、ナンダッテー!! (`・д´・ *)
実はこの種目でアメリカは優勝した事がない!意外だよね。
前回は2位、あとの2回は失格という結果のアメリカは気合が入っていると思う。
しかし、日本も負けてられない!初めに、日本代表選手を確認しておこう。(*^_^*)
日本代表選手
200m自己ベスト 20秒87
2018関東インカレ100m優勝
2走 白石黄良々 22歳(セレスポ)
200m自己ベスト 20秒68
2018関東インカレ100m4位、200m3位
3走 田村朋也 26歳(住友電工)
200m自己ベスト 20秒73
4走 藤光謙司 33歳(ゼンリン)
200m自己ベスト 20秒13
藤光選手は200mで日本のトップクラス。(o^-')b
田村選手は400m、宮本選手は100mの印象があるけれど、2017世界陸上では藤光選手も男子4×100mリレーで銅メダル獲得しているから、あまり関係ないみたいだね。
この種目、日本は第1回大会で出場しているが、その時は決勝に進めなかった。
( ー`дー´)あの頃より日本の実力は上がっているはず!決勝へ進むのは通過点だ!!
今回は期待したい男子4×200mリレー、まずは予選の結果を見てみよう。(p_-)
予選
組3着+タイムで2カ国が決勝進出
1組
1位 1:19:73 アメリカQ
2位 1:22:40 バハマQ
3位 1:22:56 ケニアQ
4位 1:26:96 パプアニューギニア
5位 1:27:22 エクアドル
失格 フランス
失格 ジャマイカ
2組
(;゚Д゚)あ、あぶなかった……。
1走の宮本選手が前半から飛ばし、確実にバトンをつなげる。この時点でブラジル以外のチームが横一線の状態。
2走の後半、白石選手を内側から追い上げてきたP.ドモガラ選手(ドイツ)。
それに気をとられていたら、残り10m弱くらいかナ?なんと白石選手、足を痛めたような走り方になった。(∩;゚皿゚)ヒイィィィッッッ!
それでも、どうにか5位で田村選手へバトンパスすると、3走田村選手と4走藤光選手も前を追うが届かず、日本は5位でゴール。
この時点で、にわかファンは、
(ノ_-;)ハア…無理だナ……と、諦めていたところ、タイムで決勝に進めた。
決勝進出は決まったけれど、白石選手はやっぱり怪我したようなので、決勝は欠場とのこと。
(´ヘ`;)ウーム…白石選手の事を考えると、決勝に進めたのは運が良かったと言っていいのか……複雑な気分である。
そして、決勝で白石選手の代わりに2走を走るのが永田選手。
永田選手といえば、日本インカレ100mで優勝した時、とても嬉しそうだったのをよく覚えている。ぜひ、白石選手の分も頑張ってもらいたい!!
ヾ(゚∀゚ゞ)ガンバレヾ(゚∀゚ゞ)ガンバレ
また、1組では圧倒的な強さでアメリカが予選を通過し、ジャマイカが失格。
予選のタイムを見ると、アメリカは優勝に一歩近づいたよね。(9 ̄∧ ̄)9
どうにか決勝戦へ駒を進めることができた日本。
それでは男子4×200mリレー決勝、スタート!!(@゚Д゚)ノダァァー!!
決勝
1走
C.ベルチャー選手(アメリカ)とM.フケ選手(ドイツ)が一歩リード。
3レーンの宮本選手は、4レーンのC.ベルチャー選手(アメリカ)を追う形でなかなか良い走り。
ヽ(´ω`o)ノ===┗(´Д` )┓=3
永田選手へ丁寧にバトンパス。
2走
C.ファンバイク選手(南アフリカ)がP.ドモガラ選手(ドイツ)を抜き、南アフリカが先頭へ。
(ノTдT)ノ≡≡≡ヘ(*-ω-)ノ タタタッ!!
僅差で2位B.ロビンソン選手(アメリカ)。3位はP.ドモガラ選手(ドイツ)、4位M.モカンバ選手(ケニア)。
永田選手は駱文熠選手(中国)と5位争いで、田村選手へバトンパス。
3走
外側で逃げるS.ダンビレ選手(南アフリカ)を、内側からV.ノーウッド選手(アメリカ)が追う。
┏(#゜Д゜)┛≡≡≡┏(゚ロ゚;)┛
V.ノーウッド選手(アメリカ)が逆転!!僅差で2位S.ダンビレ選手(南アフリカ)。
少し開いて3位A.P.メンガ選手(ドイツ)、4位S.C.ワフェル選手(ケニア)。
田村選手は変わらず、別舸選手(中国)と5位争い。o(`д´ 。)ガンバレ‼
ちょっとパスは詰まったが、アンカー藤光選手へバトンパス。
4走
20秒12の自己ベストを持つ1位R.マクレーン選手(アメリカ)と、19秒95の自己ベストを持つ2位A.シンビネ選手(南アフリカ)の先頭争い。┣¨キ(*゚д゚*)┣¨キ
前半から飛ばす1位R.マクレーン選手(アメリカ)が大きくリードするが、最後の直線で2位A.シンビネ選手(南アフリカ)がつめてきた!!
ハヤ━━━Σ(・`ω・ノ)ノ━━━ィ!!!!
しかし、R.マクレーン選手(アメリカ)が逃げ切り1位でゴール。
2位A.シンビネ選手(南アフリカ)、3位R.エレワ選手(ドイツ)。
藤光、ケニアを捉えるか!と、実況。藤光選手が1人走る姿を映す放送。
(#ノ゚Д゚)ノ ・゚・┻┻゚・ ケニアハドコダ-!!
4位A.L.キショイアン選手(ケニア)、藤光選手は5位でゴールした……らしい。
結果
1位 1分20秒12 アメリカ
2位 1分20秒42 南アフリカ
3位 1分21秒26 ドイツ
4位 1分22秒55 ケニア
5位 1分22秒67 日本
6位 1分22秒81 中国
失格 バハマ
失格 ナイジェリア
やっぱりアメリカ強かった!見事初優勝!!
ぃぇ━━ヽ(*゚ω゚)人(゚ω゚*)ノ━━ぃ♪
過去2回、失格だったのもあり、今回はバトンパスもしっかりと決めていた。
また、2位の南アフリカも素晴らしく、最後はアメリカに迫っていた。
ただアメリカがそれを上回った結果だと思う。両国共、良いレースだった。
ニパッ!(。゜∇゜)ノ☆・゚:*:゚才×〒"├¬♪
3位のドイツは確実に走っていたし、4位がケニアなのを考えると、この種目でアフリカ勢はなかなか強いね。d(*゚∀゚*)ネッ
そして、予選から1人変更して5位という結果の日本。(≧∇≦) オツカレサマ-
バトンパスが慎重になっていた印象だが、 この種目は距離感がつかみにくいから仕方ないのかナ……女子も男子もバトンパスがやり辛そうだった。
タイムを見ると、ケニアとの差はほとんどないので、4走藤光選手が林俊泓選手(中国)を振り切り、4位A.L.キショイアン選手(ケニア)に迫っていたのカモしれない。
それなのに、そこを映さないとは……喝!!( `^´)
先頭争いの為に映さないのなら仕方ないけれど、ゴールする瞬間、前後の選手を映さず放送されても順位がわからない。┐(´~`;)┌
せめて競っている相手は映してくれないと……これには本当に参った。
何度も見直した結果、わからなかったにわかファンは鬱憤がたまっている。
ナンデヤネンヽ(`皿´)=C<―ω-)ギュウゥゥゥ
とても疲れた男子4×200mリレー……30回くらい見た。(┯_┯)
2日目 後編へ続く……。