第103回日本陸上競技選手権大会 障害
男子110mH・女子100mH・男女400mH・3000mSC
6月27日から30日に開催された第103回日本陸上競技選手権大会、第3弾は障害競技。
すべての種目が予選から始まる障害競技は、予選通過選手と決勝の結果を、日本陸上競技連盟公式サイト - Japan Association of Athletics Federationsのサイトを参考に、9月11日に発表された世界陸上追加選手を含めて、にわかな私の感想と共に書いていこうと思う。
ヨロシク─゚+。d(`ゝc_・´)゚+。─ッ♪
ー 目次 ー
男子110mハードル
PB=パーソナルベスト
予選 4組3着+2
1組
2組
3組
4組
1位 13.63 金井大旺(ミズノ)
2位 13.83 藤井亮汰(三重県体育協会)
3位 13.95 尾形晃広(アサヒ)
4位 14.00 鍵本真啓(立命館大M2)
5位 14.03 清水功一朗(関西学院大2)
準決勝 2組3着+2
1組
2組
予選で自己記録を更新して1位通過、準決勝でも自己記録更新したU20日本記録保持者の泉谷駿介選手(順天堂大2)、とても調子が良さそうだ。゚+.゚(´▽`人)゚+.゚ィィ!!
ただ、それを上回る記録で準決勝1位通過したのは、6月2日に日本記録タイの13秒36を出したばかりの高山峻野選手(ゼンリン)。
高山選手(ゼンリン)は前回の世界陸上にも出場、今年の世界リレー混合シャトルハードルリレーにも出場していて、この種目にわかファン大本命である。(●´ω`●)ゞエヘヘ
そこに、同じく世界リレーに出場した昨年のチャンピオン、もうひとりの日本記録保持者である金井大旺選手(ミズノ)が絡んでくると思ったのだが、金井選手(ミズノ)は準決勝でフライングによりまさかの失格……それも0.001秒。
にわか者からしたら0.001秒速いと言われても、
Σ( `Д´; )はぁ??みたいな感じだが、ルールだから仕方ない。残念だナ。
これで決勝は、高山選手(ゼンリン)と泉谷選手(順天堂大2)の一騎討ちとなる。
決勝
1位 13秒36 高山峻野(ゼンリン)=NR PB
2位 13秒36 泉谷駿介(順天堂大2)=NR PB
3位 13秒67 石川周平(富士通)
4位 13秒76 矢澤 航(デサントTC)
5位 13秒92 栗城アンソニー(新潟アルビレックスRC)
6位 13秒99 藤井亮汰(三重県体育協会)
7位 14秒00 札塲大輝(ヤマダ電機)
8位 14秒16 佐藤大志(日立化成)
男子110mハードル優勝は高山峻野選手(ゼンリン)、またも日本記録タイの記録である。
パチパチ(*≧∀≦)ノノ゙☆゚・:*。+.ォメデ㌧♪
それも雨が結構降っていて、向かい風0.6m/sの中でだ、素晴らしい!!
高山選手(ゼンリン)の調子が良いと思っていたにわか者、予想が当たりいつも通り調子にノる。ψ(*`ー´)ψ ゥヶヶ
しかし、高山選手(ゼンリン)はこんなものではなかったのである。
6月 2日 布施スプリント2019
13秒36 日本記録タイ
6月30日 日本陸上競技選手権大会
13秒36 日本記録タイ
7月27日 2019オールスターナイト陸上
13秒30 日本記録更新
8月17日 アスリートナイトゲームズ
13秒25 日本記録更新
9月 1日 富士北麓ワールドトライアル
13秒29 日本歴代2位
にわかファンの予想を遥かに上回る記録を出し続けている高山選手(ゼンリン)、とどまるところを知らない!
オオォォヾ(゚Д゚ヾ)(ノ゚Д゚)ノォォオオ
すごすぎる!!絶好調だね。d(゚∀゚*)Йё★
世界陸上の参加標準記録は13秒46なので、世界陸上出場が内定した高山選手(ゼンリン)だが、2位の泉谷選手(順天堂大2)と金井選手(ミズノ)も世界陸上の参加標準記録は突破していた為、追加選手で世界陸上出場が決まった。
泉谷選手(順天堂大2)も凄いよね、2位とはいえ1位と同記録、この時点では日本記録タイだったわけだから。
まだ大学2年生、これからが楽しみな選手だ!(´ー`*)ウンウン
世界陸上は、男子110mハードルが熱い!!
女子100mハードル
PB=パーソナルベスト
予選 5組2着+6
1組
1位 13.28 福部真子(日本建設工業)PB
2位 13.46 清山ちさと(いちご)
3位 13.62 鎌田咲季(福岡大3)
4位 13.68 島野真生(東京高3)PB
2組
3組
4組
5組
準決勝 2組3着+2
1組
2組
ちょっと気になる事がありまして……
清山ちさと(いちご)\_( ゚ロ゚)これである。
(´・ω・`)いちご?苺関連の企業なのかしら??考えていたら気になってしまい、調べてみた!すると、一期一会とあった。
一期=いちご という事だ。
…
………
(;゚Д゚)苺の企業ってなによ!もうね、恥ずかしすぎる。(ノω・)ヤッチャッター
にわかファン、自ら恥を晒していくスタイルである。
そんな事より女子100mハードルの予選と準決勝だ。ァィ(。・Д・)ゞ
世界リレー大会で混合シャトルハードルリレーに出場した、木村文子選手(エディオン)と青木益未選手(七十七銀行)が決勝進出。
木村選手(エディオン)はオリンピックや世界陸上の経験もあるし、実力のある選手が上位にきたね。
決勝でも男子同様に、この2人が中心になると予想する。(p_-)
決勝
1位 13秒14 木村文子(エディオン)
2位 13秒15 青木益未(七十七銀行)PB
3位 13秒16 寺田明日香(パソナグループ)
4位 13秒20 紫村仁美(東邦銀行)
5位 13秒24 清山ちさと(いちご)PB
6位 13秒30 福部真子(日本建設工業)PB
7位 13秒31 鈴木美帆(長谷川体育施設)PB
8位 13秒41 藤森菜那(明治大4)
女子100mハードル、優勝は木村文子選手(エディオン)。キタ━(゚∀゚)━!!
2位の青木益未選手(七十七銀行)もそうだが、やっぱり世界リレーの代表選手に選ばれただけあって、大事な大会でしっかり結果を出すのはすごいね。
世界陸上の参加標準記録は12秒98、木村選手(エディオン)の自己ベストは13秒03だが、4月のアジア選手権で優勝しているので、これにより世界陸上出場が決まった。
(σ。ゝω・)σ ☆゚+.才×〒"├゚+.☆
女子100mハードルは日本記録が13秒00、19年更新されてない事を考えると、参加標準記録を突破するのはなかなか難しそうだ……そう思っていた時期もありました。
9月1日 富士北麓ワールドトライアル
12秒97 日本記録更新
出たよ、日本記録!3位の寺田明日香選手(パソナグループ)がナ!!(」゚ロ゚)」!!
これにはびっくり。こんな事もあるから、記録を狙うのは大切だね。
この結果、追加選手で寺田選手(パソナグループ)が世界陸上参加選手に決まった。
ヤッタ(b´ω`d)ゼィ♪
木村選手(エディオン)と寺田選手(パソナグループ)、世界陸上でも頑張れ!!
男子400mハードル
PB=パーソナルベスト
予選 3組2着+2
1組
1位 50.03 須貝 充(新潟アルビレックスRC)
2位 50.23 都 康炳(同志社大4)
2組
1位 49.64 豊田将樹(法政大4)
2位 49.87 松下祐樹(ミズノ)
3位 49.93 真野悠太郎(名古屋大5)
4位 50.03 小田将矢(名古屋大M2)PB
予選3組
1位 49.54 野澤啓佑(ミズノ)
2位 50.08 安部孝駿(ヤマダ電機)
400mハードルといえば為末大選手の印象が強いにわかファン。考えてみたら、最近はあまり見てないカモしれないナ。o(´^`)o ウーン…
そんな私が今回、唯一知っている選手は安部孝駿選手(ヤマダ電機)。
安部選手(ヤマダ電機)は昨年のアジア大会で、なぜか4×400mリレーに出場していたのでよく覚えている。d(*´Д`*)ゞソゥソゥ♪
ただ、予選の結果を見ると厳しいのかなぁ……どうだろう?
決勝
1位 48秒80 安部孝駿(ヤマダ電機)
2位 49秒05 豊田将樹(法政大4)PB
3位 49秒47 松下祐樹(ミズノ)
4位 49秒51 野澤啓佑(ミズノ)
5位 49秒60 小田将矢(名古屋大M2)PB
6位 50秒07 真野悠太郎(名古屋大5)
7位 50秒27 須貝 充(新潟アルビレックスRC)
8位 51秒37 都 康炳(同志社大4)
厳しくなかった、やっぱりにわかだった。
世界陸上参加標準記録の49秒30も突破して優勝したのは、安部孝駿選手(ヤマダ電機)。
:・。(=゚ω゚)ノ才×〒"├ヽ(゚ω゚=)。・:
さすがである!私もマダマダだナ……ずーっとマダマダなんだけどナ。(;¬_¬)
これで安部選手(ヤマダ電機)の世界陸上出場が内定!そして決勝の結果を見るとわかると思うが、2位の豊田将樹選手(法政大4)も参加標準記録を突破した為、追加選手として選ばれた。( ̄▽ ̄)v
安部選手(ヤマダ電機)は前回の世界陸上、準決勝で敗退しているので、次は決勝まで残ってほしいね。
男子400mハードル、知識がない事が判明したにわかファンは、世界陸上では注目してみたいと思う。(○≧ω')b ок!!
女子400mハードル
PB=パーソナルベスト
予選 3組2着+2
1組
1位 57.37 伊藤明子(筑波大M2)PB
2位 58.02 関本萌香(早稲田大2)PB
3位 58.84 王子田萌(NDソフト)
2組
1位 58.22 小山佳奈(早稲田大3)
2位 59.16 武石この実(東邦銀行)
予選3組
書いていて、何故か違和感を感じるにわかファン。((φo(´・ω・`*)ン-?
なんだろう……伊藤明子選手(筑波大M2)をどこかで見たことある気がする。
そんな事を思っていたら伊藤選手(筑波大M2)、七種競技で3位だった選手ではないか!Σ(゚ω゚ υ) アリャ
そうだよね、七種競技4種目でトップの伊藤選手(筑波大M2)だよね。
あれっ!?宇都宮絵莉選手(長谷川体育施設)も七種競技で2位の選手ではないか?
Σヽ(`ω´;)ノ うおおおお!
400mハードルで日本選手権に出れる実力があるとは……それも2人いる。いやー、これにはとても驚いた。
決勝
1位 57秒09 伊藤明子(筑波大M2)
2位 57秒61 小山佳奈(早稲田大3)
3位 57秒73 関本萌香(早稲田大2)
4位 58秒18 芝田陽香(チームミズノ)
5位 58秒60 王子田萌(NDソフト)
6位 58秒76 武石この実(東邦銀行)
7位 59秒43 イブラヒム愛紗(札幌国際大3)
失格 宇都宮絵莉(長谷川体育施設)
伊藤明子選手(筑波大M2)、優勝したよ!トラック種目に強いわけだ!!
ハヤ━━━Σ(・`ω・ノ)ノ━━━ィ!!!!
だからあんなにフォームがキレイだったのか……これに気がついてから、放心状態のにわかファン。ポポポ( ゚д゚)゚д゚)゚д゚)ポカーン…
男子十種競技の中村明彦選手(スズキ浜松AC)も400mハードルでロンドン五輪に出場しているのを考えると、400mハードルの選手は混成競技に向くのかね。
しかし、世界陸上参加標準記録は56秒00。今回自己記録を更新した記録が57秒09なので、ちょっと厳しい。
いやーでもすごい、どちらが本命なのかナ??(゚Д゚≡゚Д゚)?
伊藤選手(筑波大M2)が気になりだしたにわかファンである。(。-_-。)
男子3000m障害
PB=パーソナルベスト
予選 2組5着+2
1組
1位 8:31.82 高橋流星(愛知製鋼)PB
2位 8:35.84 潰滝大記(富士通)
3位 8:35.85 阪口竜平(東海大4)PB
4位 8:38.70 山口浩勢(愛三工業)
5位 8:39.37 三浦龍司(洛南高3)PB
6位 8:41.77 吉田 匠(早稲田大3)PB
2組
2位 8:37.58 打越雄允(大塚製薬)PB
3位 8:37.75 滋野聖也(プレス工業)
4位 8:40.50 青木涼真(法政大4)
5位 8:40.72 松本 葵(大塚製薬)
6位 8:40.76 近藤聖志(トヨタ自動車)PB
男子3000m障害予選、塩尻和也選手(富士通)が日本歴代6位の記録で、世界陸上参加標準記録(8分29秒00)を突破!!
塩尻選手(富士通)のにわかファン、盛り上がる。p(*≧ω≦)/ ヨッシャ-
それにしても予選なのに、圧倒的な記録だナ……強い。
これは連覇に向け、決勝が楽しみになった。ドキドキp(*゚v゚`*)qワクワク
決勝
1位 8分29秒85 阪口竜平(東海大4)PB
2位 8分35秒39 打越雄允(大塚製薬)PB
3位 8分36秒65 青木涼真(法政大4)
4位 8分38秒84 滋野聖也(プレス工業)
5位 8分40秒30 三浦龍司(洛南高3)PB
6位 8分44秒86 山口浩勢(愛三工業)
7位 8分48秒49 近藤聖志(トヨタ自動車)
男子3000m障害決勝は、阪口竜平選手(東海大4)が初優勝!!
☆゚+.才×〒"├゚+.☆(○・ω・人・ω・●)
初めからずーっと引っ張っていたから、作戦だったと思う。
中盤からは塩尻選手(富士通)も出てきて、お互い一歩も引かない一騎討ち。
Σ≡≡≡≡≡ヘ(; >д<)ノヘ(; >д<)ノ
阪口選手(東海大4)は障害物を飛び越えるので、足をかけて超える塩尻選手(富士通)との差がそこで開くけれど、走力では塩尻選手(富士通)の方が上だから、また追いつかれるというのを繰り返していた。
最後の一周、2つ目の障害物のところで塩尻選手(富士通)とぶつかった?のかナ??塩尻選手(富士通)が一気に遅れ、そのままゴール!後半はキツそうだったのに、最後までよく粘った!!(o・ω´・b)b ベリグッ
そして、私がにわかファンの塩尻選手(富士通)、ゴール後に阪口選手(東海大4)が謝っていたので、ぶつかったのは間違いないと思うけれど、そこから歩数が合わなかったのか、次の障害物の時に手をついて転んでしまう……。
( ;゚Д゚)キャァァァァァァァァァ!!
最後の1周だったのに、とても残念である。
その上、この種目で唯一世界陸上参加標準記録を突破したのに、怪我の為、今回は辞退するみたいだ……不運である。(┯_┯)
それでも今回の決勝を見て、塩尻選手(富士通)との接戦で阪口選手(東海大4)の成長を感じたし、これからが楽しみになった。
今後、男子3000m障害は面白くなると思う。期待したい。(>∀<人)
女子3000m障害
PB=パーソナルベスト
予選 2組5着+2
1組
1位 10:08.74 吉村玲美(大東文化大1)
2位 10:08.79 佐藤奈々(スターツ)
3位 10:14.60 山中柚乃(愛媛銀行)
4位 10:18.84 小池彩加(大和田住宅仙台)
5位 10:28.33 西山未奈美(松山大2)
6位 10:31.72 三浦佳奈(東北福大3)
2組
1位 10:12.39 石澤ゆかり(エディオン)
2位 10:14.43 藪田裕衣(大塚製薬)
3位 10:23.44 森智香子(積水化学)
4位 10:24.11 清水萌衣乃(パナソニック)
5位 10:24.24 秋山祐妃(大東文化大3)
6位 10:24.26 西出優月(関西外国語大2)PB
昨年優勝した石澤ゆかり選手(エディオン)が、予選2組をトップ通過。ここまではにわかファンの予想範囲内である。(・`ω´・(-`ω´-)ウン
しかし吉村玲美選手(大東文化大1)、今年大学生になったばかりなのに、予選1組をトップ通過。それも全体1位のタイムである……昨年、高校生記録を塗り替えて8位入賞しているとはいえ、すごいよね。
柱|・`ω・) ス・スゲェ…
これは決勝、石澤選手(エディオン)と吉村選手(大東文化大1)の優勝争いになるとみた!!
決勝
1位 9分50秒44 吉村玲美(大東文化大1)NJR PB
2位 9分59秒54 石澤ゆかり(エディオン)
3位 9分59秒70 藪田裕衣(大塚製薬)
4位 10分05秒34 佐藤奈々(スターツ)
5位 10分08秒38 山中柚乃(愛媛銀行)PB
6位 10分10秒35 小池彩加(大和田住宅仙台)
7位 10分18秒79 西山未奈美(松山大2)
8位 10分20秒11 森智香子(積水化学)
吉村玲美選手(大東文化大1)が9分53秒72だったU20の日本記録を、大きく更新して初優勝した女子3000m障害。
おめでとヽ(●´ω`●)ノおめでと
序盤は第2集団で我慢、中盤は先頭の後ろ。2000mあたりで前へ出ると、徐々に後ろを引き離しながらそのままゴール。
スパートした感じではなく、他の選手がついていけなかったね。それに走りがとても軽かった。
‥…━━━タタタΣΣΣヘ( ゚ 3゚)ノ
結果を見るとわかると思うが、圧倒的な差をつけての優勝!それもそのはず、この記録は日本歴代5位の記録でもある。
さらに7月には日本歴代4位の9分49秒30をマーク!吉村選手(大東文化大1)、短期間ですごい成長している。オォ━(●゚д゚●)━ォ!!
世界陸上の参加標準記録は9分40秒00なので、これには届かないけれど、大学1年生の吉村選手(大東文化大1)。
まだ十代、東京五輪どころかその次のオリンピックでも十分狙える。o(・д・´*)9
吉村選手(大東文化大1)の今後の活躍に注目だ!!
第4弾へ続く……。