第103回日本陸上競技選手権大会 短距離
男女100m・200m・400m
優勝して参加標準記録を満たせば、ドーハ2019世界陸上競技選手権大会出場が決まる第103回日本陸上競技選手権大会。第4弾は注目の短距離種目。
今回も日本陸上競技連盟公式サイト - Japan Association of Athletics Federationsのサイトを参考にして、結果と9月11日に発表された追加選手を、にわかな私の感想と共に紹介していく。
∩( ´∀`)∩ドォゾ (っ´∀`)っ))ヨロシク
ー 目次 ー
男子100m
PB=パーソナルベスト
予選 6組2着+4
1組
2組
3組
4組
5組
1位 10.30 サニブラウン.アブデル.ハキーム(フロリダ大)
2位 10.38 坂井隆一郎(関西大4)
3位 10.44 デーデーブルーノ(東海大2)
4位 10.47 松尾隆雅(東洋大3)
6組
1位 10.36 白石黄良々(セレスポ)
2位 10.39 水久保漱至(城西大3)PB
準決勝 2組3着+2
1組
2組
昨年は、その前の年に100mと200mの二冠を達成したサニブラウン.アブデル.ハキーム選手(フロリダ大)が怪我で欠場、山縣亮太選手(セイコー)が優勝したけれど、今年はその山縣選手(セイコー)が気胸の為欠場と、なかなかトップ選手全員がそろう事のない日本選手権男子100m。
ガ━━(lll-□-lll)━━ン
予選は注目選手がそれぞれトップ通過すると、準決勝でも勝ち残った。
特に最近話題のサニブラウン選手(フロリダ大)は、5月に9秒99の記録をマークすると、6月には9秒97で日本記録を更新。今、ノりにノっている選手である。(ノ ̄▽ ̄)ノ
準決勝も大会タイ記録で決勝進出。2年ぶりの日本選手権、1番の優勝候補だと思う。
そしてもう一人、準決勝1組をトップ通過した小池祐貴選手(住友電工)。
5月に東京五輪参加標準記録である10秒05を突破する10秒04をマーク。
にわかファンは未だに200mの印象が強いのだが、100mでもトップクラス!考えを改めないといけないナ。(*´・д`)-д-)))ソゥソゥ
その他にも桐生祥秀選手(日本生命)やケンブリッジ飛鳥選手(Nike)という、国際大会で実績のある選手もいる。決勝は全員に注目だね。(*>д<)(>д<*)ネー
決勝
1位 10秒02 サニブラウン.アブデル.ハキーム(フロリダ大)CR
3位 10秒19 小池祐貴(住友電工)
4位 10秒24 飯塚翔太(ミズノ)
5位 10秒29 多田修平(住友電工)
6位 10秒31 坂井隆一郎(関西大4)
7位 10秒31 川上拓也(大阪ガス)
注目の男子100m、優勝はサニブラウン.アブデル.ハキーム選手(フロリダ大)。
(* ̄∇ ̄)/*:;☆Congratulation☆;:*
大会記録を更新しての優勝、さすがである。
2位の桐生選手(日本生命)と3位の小池選手(住友電工)も後半伸びるタイプだと思うけれど、サニブラウン選手(フロリダ大)の後半の走りはすごかった。ヒューン! ≡≡≡(o*-ω-)o
どんどん他の選手を引き離す走り!いやー、強い!!
この結果、世界陸上参加標準記録10秒10はすでにクリアしているから、サニブラウン選手(フロリダ大)の世界陸上出場が決定した。(*'-'*)v
そして2位桐生選手(日本生命)と3位小池選手(住友電工)も、参加標準記録をすでに突破していた為、追加での出場が決定!
7月に小池選手(住友電工)も9秒98の記録をマークしているので、全員の自己ベストが9秒台の日本代表。柱|・`ω・) ス・スゲェ…
もうこれからは、参加標準記録より結果が求められそうだね、それくらい日本のレベルは高くなってると思う。
女子100m
予選 5組2着+6
1組
2組
3組
1位 11.77 三浦由奈(柴田高3)PB
2位 11.97 柳谷朋美(大阪成蹊大3)
4組
5組
準決勝 2組3着+2
1組
1位 11.60 三浦由奈(柴田高3)PB
2位 11.74 和田麻希(ミズノ)
3位 11.83 柳谷朋美(大阪成蹊大3)
2組
予選と準決勝、世界リレー女子4×100mリレーに出場していた土井杏南選手(JAL)がトップの記録で通過。
にわかファンは土井選手(JAL)が優勝すると予想している。(._.)
気になったのは決勝に進んだ8人中、高校生が4人……とても多いよね。ここ数年の結果を見ても、今年は特に多い。Σ( ゚ω゚) スッ、スゲー!!
その中でも、昨年4位御家瀬緑選手(恵庭北高3)の調子が良さそうなので、注目してみる。
決勝
1位 11秒67 御家瀬緑(恵庭北高3)
3位 11秒73 青山華依(大阪高2)
4位 11秒74 兒玉芽生(福岡大2)PB
5位 11秒75 三浦由奈(柴田高3)PB
6位 11秒88 柳谷朋美(大阪成蹊大3)
7位 11秒89 和田麻希(ミズノ)
8位 11秒89 石堂陽奈(立命館慶祥高2)
御家瀬緑選手(恵庭北高3)が優勝した女子100m。
(ノ≧∀≦)ノぅわぁぁぁいッ!!!!!!!
スタート直後から先頭に立つと、後半追い上げてきた土井選手(JAL)を振り切り見事優勝。29年ぶりに高校生女王が誕生した。
o(´^`)o ウーン…昨年4位だった事を考えると、これからは御家瀬選手(恵庭北高3)の時代になるカモしれないナ。
優勝予想をはずしておきながらにわかファン、懲りずに予想してみる。
世界陸上の参加標準記録は11秒24、御家瀬選手(恵庭北高3)の自己ベストは11秒46なので今回は出場できないけれど、まだ高校生だからね。この先チャンスはいくらでもある。それに、3位の青山華依選手(大阪高2)も御家瀬選手(恵庭北高3)の結果を考えると、来年楽しみだナ。(^ー^* )フフ♪
女子100mは若い選手の成長に注目だ!
男子200m
予選 3組2着+2
1組
2組
3組
予選2組、昨年優勝した飯塚翔太選手(ミズノ)がまさかの途中棄権。
工工工エエエエエェェェェェΣ(゚Д゚ノ
スタートして100m手前辺りで急に失速。にわかファンは足を攣ったのかと思ったけれど、どうやら右太ももを痛めたよう。調子が良かったみたいなので、とても残念である。(T_T)
でも、実績もあるし世界陸上ではリレーの選手で参加するから、そこで活躍してくれるだろう。
そんな中、予選をトップタイムで通過したのはサニブラウン.アブデル.ハキーム選手(フロリダ大)。予選だから最後は早くからスピードダウンしていたのに、それでもトップ通過!
それを見たら、
r(-◎_◎-)。o O (200mも100mに続いて、サニブラウン選手(フロリダ大)が優勝するナ)……そう思った。
それにしても男子100mのトップ3、世界リレー男子4×200mリレーに出場した白石黄良々選手(セレスポ)と山下潤選手(筑波大4)もいて、なかなか豪華な男子200m決勝である。
決勝
1位 20秒35 サニブラウン.アブデル.ハキーム(フロリダ大)
2位 20秒48 小池祐貴(住友電工)
4位 20秒80 白石黄良々(セレスポ)
5位 20秒83 山下 潤(筑波大4)
6位 21秒06 田村朋也(住友電工)
7位 21秒13 橋元晃志(富士通)
8位 21秒22 染谷佳大(中央大3)
男子200m、優勝はサニブラウン.アブデル.ハキーム選手(フロリダ大)、100mに続いての2冠達成!やっぱりサニブラウン選手(フロリダ大)は強かった!!
スゴ━━━ヽ(*`Д´)ノ━━━イ!!!
それでも2位の小池祐貴選手(住友電工)、100mより勝てる可能性を感じたね、ついていってたから。"d(´Д`o)ねっ
今では100mでもトップ選手である小池選手(住友電工)だが、やっぱり昨年のアジア大会、200mで金メダル獲っただけあるナ。
( ・`д・´)しかしだ!私が一番驚いたのは3位の桐生祥秀選手(日本生命)。
最後の直線に入った時点では、5位か6位だったのに、そこから3位まで上がってきたのが凄かった。
ダッシュ!≡≡≡ヘ(*`゚ω´)ノノ
後半、一番伸びたのでは?にわか視点だからアテにはならないけども。
世界陸上の参加標準記録は20秒40なので、今回の記録でも参加標準記録を突破しているサニブラウン選手(フロリダ大)の世界陸上出場が決定!2位小池選手(住友電工)と4位白石選手(セレスポ)、5位山下選手(筑波大4)も参加標準記録を満たした為、追加での参加が決定した。
結果をみれば、世界リレーに参加した選手が選ばれている。
世界リレーの人選は正しかったナ……(o・∀・)b゙ イィ!
男子200mが、密かに熱い!!
女子200m
予選 3組2着+2
1組
1位 24.18 兒玉芽生(福岡大2)
2位 24.58 三村香菜実(東海大相模高3)
2組
3組
予選トップの記録で通過したのは景山咲穗選手(市立船橋高3)。
一気に後半出てきて突き放した走りに、場内から驚きの声が上がっていた。
オオオオッ!!(ノ゚д゚)ノ オオオオォォォォォォォー
100mに続いて200mでも3人の高校生が決勝に進出と、本当に若い選手が元気だね。世代交代の時期なのかしら?
それでも、世界リレー大会に出場した三宅奈緒香選手(住友電工)と兒玉芽生選手(福岡大2)は、しっかり決勝に残っている。d(-_☆)
特に兒玉選手(福岡大2)は100mで自己ベスト、4位という結果なので好調そうだ。
決勝
1位 23秒80 兒玉芽生(福岡大2)PB
2位 23秒90 景山咲穗(市立船橋高)PB
3位 24秒04 齋藤愛美(大阪成蹊大2)
4位 24秒06 井戸アビゲイル風果(至学館高2)PB
5位 24秒43 和田麻希(ミズノ)
6位 24秒49 壹岐あいこ(立命館大1)
8位 24秒56 三村香菜実(東海大相模高3)
雨の中行われた女子200m決勝は、兒玉芽生選手(福岡大2)が初優勝。
キタ━━━━ヽ(☆∀☆ )ノ━━━━!!!!
予選と同様に景山選手(市立船橋高3)が後半出てきたけれど、兒玉選手(福岡大2)が一歩も引かない一騎討ち。そのまま逃げ切り、100mで届かなかった表彰台の一番上を、見事勝ち取った!(*≧∀≦)ノシ オメデトォ♪
そういえばどこかのにわか者が、世界リレーの時に選手選考を疑問視していたが、間違ってなかった事が証明されたナ!やっぱりにわかである。(;¬_¬)
世界陸上の参加標準記録は23秒02、今回の記録は自己ベストだからそれには届かなかったけれど、兒玉選手(福岡大2)はまだ大学2年生!2位の景山選手(市立船橋高3)が高校生なので、どうしてもそちらに注目してしまいがちだが、これからだね。
それにしても、景山選手(市立船橋高3)の後半伸びる走りはとてもワクワクする。
そしてね、腹筋がすごい!!(9 ̄∧ ̄)9
男子400m
予選 3組2着+2
1組
1位 45.45 ウォルシュ.ジュリアン(富士通)
2位 46.86 鈴木泰地(日本大4)
2組
3組
唯一、45秒台のウォルシュ.ジュリアン選手(富士通)が予選をトップの記録で通過。
ウォルシュ選手(富士通)はこの種目で日本のエースだから、この結果はにわか者でも予想できる。
そして、
( ー`дー´)おそらく優勝するだろう……いつになく自信満々のにわかファンである。
また、世界リレーに出場した若林康太選手(駿河台大4)や佐藤拳太郎選手(富士通)、伊東利来也選手(早稲田大3)も決勝に残っている。
男子4×400mリレーは現在上り調子なので、それも含めて注目したい。(p_-)
決勝
1位 45秒80 ウォルシュ.ジュリアン(富士通)
2位 46秒18 小渕瑞樹(登利平AC)
3位 46秒19 佐藤拳太郎(富士通)
4位 46秒26 河内光起(近畿大4)
5位 46秒34 若林康太(駿河台大4)
6位 46秒78 伊東利来也(早稲田大3)
7位 46秒82 松清和希(福岡大4)
8位 47秒12 鈴木泰地(日本大4)
ウォルシュ.ジュリアン選手(富士通)が連覇を達成した男子400m。
(σ。ゝω・)σ ☆゚+.才×〒"├゚+.☆
予想的中にわかファン、
(★ ̄∀ ̄)σほら、だから言ったでしょ。調子にノっている。ヘ(゚∀゚ヘ) アヒャヒャ
前半から積極的に走る印象のウォルシュ選手(富士通)、今回の決勝は落ち着いて入って最後突き放した!違う一面が見られたナ。
それに2位の小渕瑞樹選手(登利平AC)、直線に入った時は4位、5位くらいだったのに、最後接戦を制して見事な準優勝だった。
ただね、それよりもびっくりしたのが4位の河内光起選手(近畿大4)。
直線手前まで最下位争い。それなのに最後4人抜いての4位、それもあと少しで2位!という位置まで来てたからね。これには興奮したよ!!p(*≧ω≦)/ ウォォォ‼
世界陸上の参加標準記録は45秒30。
この時点では突破していなかったウォルシュ選手(富士通)は、9月2日 富士北麓ワールドトライアルで日本歴代4位となる45秒21をマーク!世界陸上参加標準記録を突破し、追加で出場を決めた。(v´∀`*) イエーイ♪
記録会には詳しくないのだが、富士北麓ワールドトライアルで記録を出してる選手多いよね、覚えておこう。φ(。_。*)メモメモ
その他の選手も、世界リレーで世界陸上出場権を獲得している男子4×400mリレーや混合4×400mリレーに出場する可能性があるので、頑張ってほしい。
( ̄∇ ̄*)o"エイ( ̄∇ ̄*)o"エイ( ̄0 ̄*)ノ"オゥ!!
女子400m
予選 3組2着+2
PB=パーソナルベスト
1組
2組
1位 54.19 高島咲季(相洋高3)
2位 54.51 吉岡里奈(西京高3)PB
3組
世界リレー女子4×400mリレーに出場した、予選1組の松本奈菜子選手(東邦銀行)がトップの記録で決勝に進むと、同じく世界リレーに出場した青山聖佳選手(大阪成蹊AC)、武石この実選手(東邦銀行)、岩田優奈選手(中央大4)も順調に駒を進める。
(* ・`д・´) だが、しかしだ!
私が一番注目しているのは、予選2組をトップ通過した高島咲季選手(相洋高3)。
高島選手(相洋高3)といえば昨年の日本選手権リレー大会、4走で出場すると、強烈な走りでにわかな私が一発で名前を覚えた選手である。
ハヤ━━━Σ(・`ω・ノ)ノ━━━ィ!!!!
高校生の試合はよく知らないにわかファン、久しぶりに見る高島選手(相洋高3)の走りにワクワクしている。┣¨キ(o゚Д゚o)┣¨キ
決勝
1位 53秒68 青山聖佳(大阪成蹊AC)
2位 53秒68 高島咲季(相洋高3)
3位 53秒70 松本奈菜子(東邦銀行)
4位 54秒19 武石この実(東邦銀行)
5位 54秒31 岩田優奈(中央大4)
6位 54秒54 川崎夏実(相洋高3)
7位 55秒04 吉岡里奈(西京高3)
8位 55秒20 新宅麻未(アットホーム)
女子400m、優勝したのは青山聖佳選手(大阪成蹊AC)。
☆⌒ぉめτ〃`⊂ぅ⌒☆ ゞ(≧∀≦。)ゞ
さすが世界リレーでも複数種目で出場しただけあるナ!素晴らしい!!
ただし、結果をみてもらえばわかると思うが、2位高島選手(相洋高3)とは同記録である。Σ(゚ω゚ υ) アリャ
直線に入った時点では、松本選手(東邦銀行)と高島選手(相洋高3)で先頭争い、ほぼ横一線だが青山選手(大阪成蹊AC)は3位だった。
そこから高島選手(相洋高3)が抜け出し先頭、青山選手(大阪成蹊AC)は松本選手(東邦銀行)を抜いて2位となる。ラスト5mまでは!!
ラスト5m、なぜか先頭の高島選手(相洋高3)が失速、青山選手(大阪成蹊AC)が追いつき同時にゴールした。
エェエェエェエェエ(゚Д゚;;ノ)ノエェエェエェエェエ
この時は、
(。´-ω・)ン? 何かアクシデントか!?と思ったけれど、足が左右バラバラになったみたいだ。これがどういう状態なのかにわか者にはわからないけれど、急に失速したからリズムが大事なんだと学んだ。(・`ω´・(-`ω´-)ウン
世界陸上参加標準記録は51秒80、青山選手(大阪成蹊AC)の自己ベストは52秒85なので、個人種目での参加は叶わなかったが、リレーがある。
それもまた、女子4×400mリレーと混合リレーの候補に入っているからね、大変だ!
(人ω<`;) タノミマス‼
混合リレーの方には高島選手(相洋高3)も候補に入っているので、世界陸上での走りを楽しみにしている。(*´ノ0`)がんばっ♪
第5弾へ続く……。