2019年 世界柔道選手権東京大会 中編
男子柔道
2019年世界柔道選手権東京大会、中編は男子全7階級。
今回も全日本柔道連盟 | 全柔連ホームページとPARK24 GROUP presents 2019世界柔道選手権東京大会|公益財団法人全日本柔道連盟、 World Championships Senior 2019 / IJF.orgのサイトを参考に、結果とテレビ放送を観戦したにわかな私の感想を書いていく。
(*m_ _)m{{宜しくお願いします
ー 目次 ー
男子60kg級
世界柔道選手権男子最軽量級は、2人の日本代表が出場。(*^_^*)
この大会2連覇中の髙藤直寿選手(パーク24)と、昨年銅メダリストの永山竜樹選手(了德寺学園)である。
どちらも金メダルを獲る実力のある選手……というより、どちらかが獲るだろう。
( * ̄∇ ̄)( ̄∇ ̄* )ネー
永山選手(了德寺学園)はPool B、髙藤選手(パーク24)がPool Cなので、決勝までは当たらない。日本人同士の決勝戦が見られる!そう思っていた。(゚ー゚?)
今回の世界柔道選手権は予選からネット放送があったのだが、テレビで放送されるのを知っていたので、楽しみをとっておく為に放送は見ていなかった。
しかし、ずーっと楽しみにしていた大会である。そして私は意志が弱い。(´Д`)
つい気になって、Twitterをチラ見していたにわかファン。[壁]д・)チラァ
すると、
2回戦
対 M.アックス(トルコ)
1:51 一本勝(崩上四方固)
3回戦
対 H.ジュマエフ(トルクメニスタン)
1:43 一本勝(隅落)
4回戦
対 W.キヤー(フランス)
2:16 反則勝(指導3)
準々決勝
対 S.ルトフィラエフ(ウズベキスタン)
1:49 一本負(内股)
敗者復活戦
対 K.アイベク.ウール(キルギスタン)
4:00 優勢勝(技有・肩車)
髙藤選手(パーク24)が準々決勝で負けていたのだ……。
(ノω;`)見ないと決めていたのに見たからだ……私が悪いんだ……信心深いわけではない。いわゆる厨二病的な発想である。Σ(T□T)
ここでTwitterから情報を得るのをやめ、テレビ放送まで気を紛らわしていた。
そして、テレビ放送が始まる。
2回戦
対 キム.ウォンジン(韓国)
2:02 一本勝(内股透)
3回戦
対 M.プラフキー(ドイツ)
3:36 一本勝(合技)
4回戦
対 Y.ゲルチェフ(ブルガリア)
4:00 優勢勝(技有・背負投)
準々決勝
対 Y.スメトフ(カザフスタン)
3:18 一本勝(合技)
準決勝
対 L.チクビミアニ(ジョージア)
5:53 延長GS優勢負(技有)
永山選手(了德寺学園)が準決勝敗退。
…
……
………
(#ノ゚Д゚)ノ ・゚・┻┻゚・ナンデダ-
(´;ω;`)見てないのに……私にそんな力はなかったんだ……当たり前である。
結果、決勝で見られると思っていた日本人対決は、3位決定戦で実現する事に。
いやー、平岡拓晃さんも言ってたけれど、ここで見たくなかった。まさか2人出場しているのにこんな事になるとは。
トップクラスというか、
σ(゚・゚*)ンー……どっちがトップだろう?にわかファンの中ではそういう感覚だったからショックである。(lll-ω-)ズーン
それでも2勝2敗同士の対決は、東京五輪日本代表争いをしている2人にとって、負けられない試合だろうナ。
3位決定戦
試合開始直後に永山選手(了德寺学園)が足払いをするのだが、髙藤選手(パーク24)は素早く空中で回転してうつ伏せに倒れる。
もう身についているんだね……呆気にとられたにわかファン。
ポポポ( ゚д゚)゚д゚)゚д゚)ポカーン…
髙藤選手(パーク24)の組み手になり、
(*¬∀¬)σ隅返がありますよ!平岡さんが言った直後に隅返。平岡さん、さすがである。
開始1分30秒過ぎに、うつ伏せの永山選手(了德寺学園)の帯を持ってひっくり返す髙藤選手(パーク24)。空中で回転してまたうつ伏せになる永山選手(了德寺学園)。
本当に身についているナ!!まるで曲芸みたいだ。Σ( ゚ω゚) スッ、スゲー!!
永山選手(了德寺学園)が内股を仕掛けたら、いつの間にか髙藤選手(パーク24)の内股になっていて、髙藤選手(パーク24)が寝技に入ろうとすると、返してくる永山選手(了德寺学園)。
(;^ν^)ちょ、ちょと速すぎてにわかには高度過ぎる!目が追いつかないよ!!
すると、永山選手(了德寺学園)の内股から髙藤選手(パーク24)の肩車である。
解説の平岡さん
(*≧∀≦)見ていて面白いですねー!
実況の人
(`・д´・)指導とる余地なし!!
主婦のにわかさん
(;´∀`)えっ!?えっ!?ええっ!?……悲惨である。
開始3分過ぎ、永山選手(了德寺学園)に掛け逃げの反則で指導。
髙藤直寿
永山竜樹 指導1
これは理解しているようで、永山選手(了德寺学園)がうなずいている。
(゚ェ゚(。_。(゚ェ゚(。_。*)コクコク
髙藤選手(パーク24)が大内刈で揺さぶっての隅返。もちろん、平岡さんがそう言ってるからわかった。
(´・ω・`)ゞウーンそれにしても両者技は出しているけれど、知り尽くしているのでポイントにはならないナ。
残り30秒、内股をすかしてしまった永山選手(了德寺学園)を、髙藤選手(パーク24)が返して技有を奪う!キタ━(゚∀゚)━!!
髙藤直寿 技有1
永山竜樹 指導1
永山選手(了德寺学園)、ピンチである。
残り4秒、今度は永山選手(了德寺学園)が隅返で技有!そのまま、抑込に入る。
(; ゚ ロ゚)ナン!( ; ロ゚)゚ デス!!( ; ロ)゚ ゚トー!!!
永山竜樹 一本勝(合技)
結果
1位 L.チクビミアニ(ジョージア)
2位 S.ルトフィラエフ(ウズベキスタン)
3位 永山竜樹(了德寺学園)
3位 Y.スメトフ(カザフスタン)
5位 髙藤直寿(パーク24)
5位 G.キルギスバエフ(カザフスタン)
男子60kg級、優勝はL.チクビミアニ選手(ジョージア)。
1回戦から出場して7戦中、4戦が延長戦なのによく頑張ったよね。
お━めヽ(☆´∀`☆)ノで━とぅ!!
そして3位の永山竜樹選手(了德寺学園)。
最後まで諦めず繋いだ!そこは良かったと思う。o(・д・´*)9
ただ、東京五輪代表争いという意味では優勝してないので、有利になったわけではないだろう。
この先、すべての試合が重要だろうし、来年の体重別までもつれるのでは?その可能性が高いよね。
(●艸-д-)。оОドウシヨォ。。
来年、その場所に立っているのはどちらなのか……見守っていきたいと思う。
男子66kg級
男子60kg級に続いて2人の日本人選手が出場した男子66kg級。
。*:★(´・ω・人・ω・`)。:゜★。
この大会2連覇中の阿部一二三選手(日本体育大学4年)と、初出場の丸山城志郎選手(ミキハウス)だ。
丸山選手(ミキハウス)は初出場だが、阿部選手(日本体育大学4年)に2連勝中でここ1年、ずーっと調子が良い。゚+.d(´ω`*)゚+.゚イイ!!
Pool Cの丸山選手(ミキハウス)と、Pool Dの阿部選手(日本体育大学4年)、勝ち上がれば準決勝で対戦する事になる。
今度こそ、勝ち上がって対戦してほしいね。ダ━o(`・д・´)ノ━!!
2回戦
対 A.ガイテロ.マルティン(スペイン)
0:34 一本勝(背負投)
3回戦
対 マー.ドゥアンビン(中国)
0:41 一本勝(袖釣込腰)
4回戦
対 M.メドベス(イタリア)
3:27 一本勝(大外刈)
準々決勝
対 B.ヨンドンペレンレイ(モンゴル)
4:00 優勢勝(技有)
まずは阿部選手(日本体育大学4年)が、準決勝進出決定!p(´∇`)q
準々決勝B.ヨンドンペレンレイ選手(モンゴル)との対戦は優位に進んでいた中、なかなかポイントが奪えなかったけれど、残り8秒での大内刈。
3連覇へ向け勝負強さを見せている。(´ー`*)ウンウン
そして丸山選手(ミキハウス)。
2回戦
対 P.ペトリコフ(チェコ)
4:00 一本勝(内股)
3回戦
対 A.ゴンボッチ(スロベニア)
2:48 一本勝(内股)
4回戦
対 S.ヌリラエフ(ウズベキスタン)
4:00 優勢勝(技有)
準々決勝
対 M.アブデルマグウド(エジプト)
3:17 一本勝(内股)
こちらも順調に準決勝進出決定!得意の内股のキレがとても良い!!( ´∀`)bグッ!
最大限内股を警戒している3回戦のA.ゴンボッチ選手(スロベニア)でさえ、逃れられないという……すごいね。
結果を見てわかると思うが、どちらも延長戦なし、3戦一本勝の1戦優勢勝。まったく同じ条件で勝ち上がってきた!オォ━(●゚д゚●)━ォ!!
どちらかが決勝へ進むことになる日本人同士の準決勝は、東京五輪代表争いに大きく影響を与えるだろう。
男子66kg級、ここから書いていこうと思う。....φ(・ω・` )カキカキ
準決勝
ケンカ四つの2人の対戦は開始早々の組み手争いで、丸山選手(ミキハウス)が指を痛めたみたいだ……。ヾ(・ω`・o) ダイジョウブ?
阿部選手(日本体育大学4年)も目の上が腫れて紫色だし、順調に勝ち上がってきたはずなのに、やっぱり柔道は格闘技だね。
45秒経過したところで阿部選手(日本体育大学4年)が背負投!足で着地を踏ん張って逃れた丸山選手(ミキハウス)。ヒイィィィ!!!!(゚Д゚ノ)ノ
とても阿部選手(日本体育大学4年)らしい技、そして丸山選手(ミキハウス)に指導。
阿部一二三
丸山城志郎 指導1
丸山選手(ミキハウス)は内股を仕掛けようとしているのだが、うまく掛からない。
阿部選手(日本体育大学4年)は、
(・`ω-)丸山選手(ミキハウス)の内股がくる前に担ぎきってしまおう!という作戦らしい。その言葉通り、阿部選手(日本体育大学4年)のペースで試合が進んでいるナ。
開始1分30秒過ぎ、丸山選手(ミキハウス)が足を引きずっている。
どうやら序盤の背負投の時に、右足で踏ん張った為に負傷したよう……膝に手をついているし、かなり痛そうだ。
工工工エエエェェェェ((゜Д゜;;)))
丸山選手(ミキハウス)はここで棄権したら、東京五輪出場は厳しくなるからできないよね。ウ・・ ウン(・д・`;)
とくに次は決勝だから、もし阿部選手(日本体育大学4年)が優勝すれば3連覇。よっぽどの事がない限り、東京五輪代表は阿部選手(日本体育大学4年)になると思う。
そんな試合でこれはかわいそうだ……にわかファン、ショックを隠せない。
щ(ll゚д゚llщ) sноск!!
阿部選手(日本体育大学4年)が攻め続け、防戦一方の丸山選手(ミキハウス)に2つ目の指導がくる。
阿部一二三
丸山城志郎 指導2
それはそうだよね、阿部選手(日本体育大学4年)からしてみればチャンスだから。
いやー、どちらも日本人だからこそ辛いナ。(ノ_-;)ハア…
後がない丸山選手(ミキハウス)は技を仕掛けるけれど、右足に力が入らないのかキレがない。(´⌒`;)
ここで阿部選手(日本体育大学4年)が大内刈、丸山選手(ミキハウス)が巴投と、両者同時に技を出したのでビデオ判定。
その結果、阿部選手(日本体育大学4年)に一度技有が入ったのだが、取り消される。
φ(°°) メモ φ(。。) メモφ(°°) メモφ(。。)
残り30秒で丸山選手(ミキハウス)が得意の内股!阿部選手(日本体育大学4年)は手をついて逃れたけれど、この試合初めて内股が掛かった。(」゚ロ゚)」!!
その後もポイントにはならなかったが、丸山選手(ミキハウス)の技が掛かるようになってきた。Σd(≧ω≦*) グッ
ここで本戦終了、延長戦GSへ。
延長戦
丸山選手(ミキハウス)の動きが良くなってきた。完治したわけないから、痛みに慣れてきたのかしら?2連続での内股から寝技に入ろうとしたり、どんどん技を仕掛けている。ォオー!!(゚ω゚屮)屮
しかし、阿部選手(日本体育大学4年)も攻めている!負けてないナ!!
゚+.゚(´▽`人)゚+.゚ィィ!!
本戦合わせて5分49秒、丸山選手(ミキハウス)が指の治療に入り、治療後に激しくなった組み手争い。
丸山選手(ミキハウス)が内股を仕掛けると、阿部選手(日本体育大学4年)は返そうとする。阿部選手(日本体育大学4年)はこれを狙っているようだ。
(●´ ^`)ンーこれだと内股は狙い難いかしら……そう思ったけれど、それでも丸山選手(ミキハウス)は内股を仕掛け続ける。
すると、阿部選手(日本体育大学4年)に指導。
阿部一二三 指導1
丸山城志郎 指導2
(;゚д゚)ゴクリ…すごい試合になっている。
本戦と合わせて7分30秒過ぎ、背中を持った丸山選手(ミキハウス)が阿部選手(日本体育大学4年)を引き込んで隅返!技有を奪い試合終了!!(゚∀゚)キタコレ
丸山城志郎 優勢勝(技有)
丸山選手(ミキハウス)が決勝へ。
決勝
決勝の相手はキム.イムファン選手(韓国)。
国籍は韓国だが在日三世なので日本生まれ、日本の柔道で育った選手だ。(。-_-。)
世界ランク29位、もちろん世界選手権決勝に出場するのも初めての選手である。
序盤から積極的に内股を仕掛ける丸山選手(ミキハウス)。
畳の端で組み手争いしていると、
(。-`ω´-)ンー(下がると指導をもらってしまうので)場所を考えて柔道したいですね。平岡さんがそう言うと、サッと内側に入る丸山選手(ミキハウス)。タイミングがバッチリである。[畳])≡サッ!!
開始30秒でキム選手(韓国)に指導。
キム.イムファン 指導1
丸山城志郎
その後も得意の内股や逆の一本背負、巴投など、多彩な技を繰り出す丸山選手(ミキハウス)。キム選手(韓国)は技を掛けられない。
準決勝見たあとだからか、力の差を感じる。Σヾ(・ω・´●)ノわぉ!!
開始3分になる頃、丸山選手(ミキハウス)の内股にキム選手(韓国)の肩が畳につき技有のポイントが入る。ヾ(´∀`)ノワーイ
キム.イムファン 指導1
丸山城志郎 技有1
さらにキム選手(韓国)の首を抱え、そのまま投げた。
(ノ `Д´)ノ Σ≡((o _ _)oバタッ
丸山城志郎 一本勝(合技)
結果
1位 丸山城志郎(ミキハウス)
2位 キム.イムファン(韓国)
3位 阿部一二三(日本体育大学4年)
3位 D.ビエル(モルドバ)
5位 B.ヨンドンペレンレイ(モンゴル)
5位 M.ロンバルド(イタリア)
初出場した丸山城志郎選手(ミキハウス)が優勝した男子66kg級。
☆・゚:*ヾ(*^▽^*)おめでとう・゚:*☆
準決勝で負傷しながら激闘を制した時に、丸山選手(ミキハウス)の奥様が映っていたのだが、泣いて喜ぶ姿にもらい泣きした。( pωq)
私も妻だから奥様の立場に立ってしまうナ……私の場合、立派な柔道家の妻ではなく、ただのメガネの妻だけれども。(;¬_¬)
決勝では格の違いを見せつけ優勝し、涙を堪える丸山選手(ミキハウス)の姿にも泣けてね……丸山夫妻に泣かされたよ!でも本当に良かったね。(o^-')b
そして、準決勝でに負けた阿部選手(日本体育大学3年)は、3位決定戦延長GSに一本勝して3位となった。
3位確定後、お父さんの顔を見た瞬間涙した阿部選手(日本体育大学4年)を見て、2連覇していたとはいえ、まだ大学生なんだよなぁーそう思った。
(ノ_・。)ヾ(・ω・*)ナデナデ
この先、出場する試合すべて負けられないと思う。それくらい高いレベルで争っている両選手。
東京五輪をかけ、男子66kg級の争いはまだまだ続く。((*゚Д゚)ゞ ハイ!
男子73kg級
男子73kg日本代表は、4年ぶりに世界選手権に出場した大野将平選手(旭化成)。
2回戦
対 M.ウングバリ(ハンガリー)
1:07 一本勝(内股)
3回戦
対 Y.エヤル.スルマン(ヨルダン)
1:22 一本勝(内股)
4回戦
対 L.シャフダトゥアシビリ(ジョージア)
1:45 一本勝(大外刈)
準々決勝
対 B.ジログル(トルコ)
3:34 一本勝(腕挫十字固)
準決勝
対 D.ヤルツェフ(ロシア)
3:46 一本勝(合技)
ここまでオール一本勝の大野選手(旭化成)。v(。-_-。)vブイッ♪
私が大野選手(旭化成)の試合を最後に見たのは今年4月の体重別だが、その時とは別人……いや、別人という言い方だとおかしいナ。もともと強かったから。
驚異的な強さで優勝したリオ五輪後、柔道から離れていた大野選手(旭化成)。復帰してからは一度海老沼匡選手(パーク24)に敗戦し、その後もリオ五輪の時ほど圧倒的な強さではなかったと思う。
ゥィゥィ(´ω`(-ω-(´ω`(-ω- *)
それでもギリギリの中で勝ってくるから、そこに強さを感じていた。
(。`Д´。)しかしだ!所詮、にわか者の考えである。
今大会の大野選手(旭化成)はリオ五輪の時と同じくらいズバ抜けていて、向かうところ敵なし。
c(`・ω´・ c)っ≡つ ババババ
オーラが凄いよね、目の前にいたらひれ伏しそう……小心者のにわかファンにとって、水戸黄門の印籠並の威力がある。m(_ _)m
決勝の相手は、リオ五輪決勝で対戦した4戦4勝中のR.オルジョフ選手(アゼルバイジャン)。
R.オルジョフ選手(アゼルバイジャン)には大変申し訳ないけれど、今日の大野選手(旭化成)は正直負ける気がしない!!( ̄▽ ̄)ゞワルイワルイ
勝って4年ぶりに優勝すると確信している。
決勝
何度か内股を仕掛けていた大野選手(旭化成)は、開始1分15秒過ぎに決める。
ヽ(#゚Д゚)ノ┌┛Σ(ノ´Д`)ノ
結果
2位 R.オルジョフ(アゼルバイジャン)
3位 H.ヘイダロフ(アゼルバイジャン)
3位 D.ヤルツェフ(ロシア)
5位 S.マカドベトフ(タジキスタン)
5位 B.ホジャゾダ(タジキスタン)
男子70kg級、大野将平選手(旭化成)がオール一本勝で3度目の優勝。
パチパチ(*≧∀≦)ノノ゙☆゚・:*。+.ォメデ㌧♪
優勝を決めた時に解説の穴井さんが、
(σ`゚∀´)σ非の打ち所がない完璧な試合!と言っていたけれど、R.オルジョフ選手(アゼルバイジャン)は何もできなかったナ、すごいね。
ただそうなると、この階級は昨年銀メダリストの橋本壮市選手(パーク24)や、2大会連続五輪銅メダリストの海老沼選手(パーク24)もいるのに、彼らは出場できなくなってしまう。(*´・д・)(・д・`*).ダヨネー
実力は世界トップレベルなのに……大野選手(旭化成)と同じ階級なのが不運である。
男子81kg級
前回銀メダリストの藤原崇太郎選手(日本体育大学3年)が出場する男子81kg級。
藤原選手(日本体育大学3年)選手といえば地味な柔道。大技で一本をとりにくる柔道ではないので毎回ハラハラさせられるが、そこが面白かった。(ノ∇≦*) キャハッッッッ♪
( `Д´)ノしかしだ!
2回戦
対 S.ボルタボエフ(ウズベキスタン)
4:00 優勢負(技有)
il||li il||li _| ̄|○ il||li il||li
初戦、相手は指導2の状態だったし、技数など藤原選手(日本体育大学3年)に優位に進んでいたと思う。それなのに……。(┯_┯)
終了間際に技有を奪われてしまった……一瞬の隙をつかれたナ。
藤原選手(日本体育大学3年)の柔道を楽しみにしていたにわかファンは、ショックである。...ρ(・ω`・、)
結果
1位 S.ムキ(イスラエル)
2位 M.カス(ベルギー)
3位 L.マイスラゼ(ジョージア)
3位 A.ヴァロア.フォルティエ(カナダ)
5位 S.モラエイ(イラン)
5位 M.アブデラル(エジプト)
2回戦敗退 藤原崇太郎(日本体育大学3年)
男子81kg級、優勝したのはS.ムキ選手(イスラエル)。(。・ω・)ノ゙ オメデトォ♪
今年グランドスラムで3戦決勝に進み、2勝しているS.ムキ選手(イスラエル)。リオ五輪後に階級を上げ安定した強さを見せていて、東京五輪男子81kg級の優勝候補だろう。
ベリ②(b゚д゚*)good☆
そして日本代表は、藤原選手(日本体育大学3年)が2回戦敗退した事によりわからなくなった。(´-ω-`)ウーン
もともと絶対的な存在がいたわけではなかったけれど、昨年銀メダリストの藤原選手(日本体育大学3年)が第一候補だったと思う。世界選手権の結果は、それくらい大きな意味をもつだろうから。
それが今回こういう結果となり、もうひとりの候補であるリオ五輪銅メダルリストの永瀬貴規選手(旭化成)との代表争いは、まったくわからなくなった。(゚Д゚≡゚Д゚)?
この先、すべての試合が代表争いを左右する男子81kg級。両選手ともに頑張ってほしい、応援している。
( ̄∇ ̄*)o"エイ( ̄∇ ̄*)o"エイ( ̄0 ̄*)ノ"オゥ!!
男子90kg級
全階級のなかで、世界的にも絶対的な存在がいない男子90kg級は、力が拮抗していて誰が優勝するかわからない階級である。
日本はリオ五輪でベイカー茉秋選手(日本中央競馬会)が金メダルを獲得したけれど、それ以降派遣しない年もあった。(*´・д`)-д-)))ソゥソゥ
昨年は長澤憲大選手(パーク24)が銅メダルを獲得したが、今年は向翔一郎選手(ALSOK)が初出場。
向選手(ALSOK)はここで結果を残す事により、東京五輪代表争いで一歩リードできるチャンスだ!!v(。・ω・。)ィェィ♪
ここはぜひ、代表争い一番手になるような結果を残してほしいところである。
2回戦
対 V.クリアヴサウ(ベラルーシ)
1:57 一本勝(背負投)
3回戦
対 P.ジルカ(スロバキア)
3:53 反則勝(指導3)
4回戦
対 J.スミンク(オランダ)
2:56 一本勝(背負投)
準々決勝
対 I.F.シルバ.モラレス(キューバ)
6:36 延長GS一本勝(小内刈)
準決勝
対 M.ナイマン(スウェーデン)
6:17 延長GS反則勝(指導3)
向選手(ALSOK)、決勝進出が決定!ゎーィ♪ヽ(*´∀`)ノ
3回戦も反則勝とはいえ技有をとっていたし、準々決勝では先に指導2を取られながらも小内刈での一本勝。今日の向選手(ALSOK)は良いね。
ヵナリ━━d(。ゝェ・´)━━ィィ!!
先に述べた通り、この階級はどうなるか予想できないので、この結果はとても嬉しい!決勝進出は大きな意味をもつね。
決勝の相手はN.ファンテンド選手(オランダ)。
昨年のグランドスラム大阪の決勝で対戦し、その時は延長GS反則勝で向選手(ALSOK)が勝っている。
このままの勢いで優勝してもらいたい。p(*≧ω≦)/ ファイト~!!
決勝
序盤から組み合えず開始2分、両者に指導。
N.ファンテンド 指導1
向翔一郎 指導1
その後すぐ向選手(ALSOK)が背負投を仕掛けるが、惜しくも逃れられる。
クゥ-!!o(≧~≦)o
本戦残り1分、ここで小内刈を仕掛ける向選手(ALSOK)。技有にはならなかったけれど、技数では圧倒していて攻めている。背負投をする向選手(ALSOK)にとって、この小内刈が効果的らしい……勉強になるナ。((φ(・ω´・ *)ホォホォ
本戦残り30秒、大内刈からの小外刈を仕掛けられ技有を奪われる。Σ(・ω・|||)ゲッ!!
N.ファンテンド 指導1 技有1
向翔一郎 指導1
そのままN.ファンテンド選手(オランダ)は寝技に入ろうとするが、ここでまて。
残り21秒。(∩;゚皿゚)ヒイィィィッッッ!
攻める向選手(ALSOK)に対し逃げるN.ファンテンド選手(オランダ)。その為N.ファンテンド選手(オランダ)に指導が入るが、本人もわかっているみたいだ。
N.ファンテンド 指導2 技有1
向翔一郎 指導1
(; ・`д・´)もう1度技を出したい!技を出したい!!解説の穴井さんも必死の応援。
しかし、そのまま時間切れとなってしまった。(>ω<)
N.ファンテンド 優勢勝(技有)
結果
1位 N.ファンテンド(オランダ)
2位 向翔一郎(ALSOK)
3位 N.マイドフ(セルビア)
3位 A.クレルジュ(フランス)
5位 K.トート(ハンガリー)
5位 M.ナイマン(スウェーデン)
男子90kg級、優勝したのはN.ファンテンド選手(オランダ)。
オメット♪ヽ(・ω・ヽ)(ノ・ω・)ノ オメット♪
3月のグランドスラム・エカテリンブルクで初優勝してから世界選手権優勝。今、とても勢いがある。東京五輪でも、日本勢のライバルになるだろうナ。
向選手(ALSOK)は個人戦初出場で銀メダルという結果だが、にわかファンは良かったと思った。(b≧∀)グッド♪
決勝では負けてしまったけれど、次に対戦したらわからない感じに見えたからね。
このまま勝利を重ねていけば東京五輪へ繋がるし、リベンジするチャンスもくるだろう。
(・ω・)(☆_.)(・ω・)(☆_.)ウンウン
見ていて面白かった向選手(ALSOK)の柔道、これで混戦の男子90kg級代表として一歩リードしたのでは?
来年また同じ舞台で見たいね。頑張ってほしいナ。ガンバ☆o(・ω・´o)
男子100kg級
3年連続でウルフアロン選手(了德寺大学)が出場した男子100kg級。
今年は全日本選手権で優勝したのもあり、世界選手権でも期待していた。
┣¨キ(o゚Д゚o)┣¨キ
1回戦
対 K.K.コベナ(コートジボワール)
3:34 反則勝(指導3)
2回戦
対 Z.コトソイエフ(アゼルバイジャン)
3:28 反則勝
3回戦
対 M.スビリド(ベラルーシ)
4:18 延長GS優勢勝(技有)
準々決勝
対 チョ.グハム(韓国)
5:16 延長GS優勢負(技有)
敗者復活戦
対 S.エルナハス(カナダ)
2:55 一本勝(大外刈)
3位決定戦
対 E.ガシモフ(アゼルバイジャン)
4:00 優勢勝(技有)
準々決勝で昨年金メダリストのチョ.グハム選手(韓国)に、何度仕掛けられてもうまく逃れていた一本背負で優勢負。Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン
スタミナに絶対的な自信をもつウルフ選手(了德寺大学)だが、とにかく技を仕掛けられなかった。そこがね……なんかいつものウルフ選手(了德寺大学)と違う感じがした。
そう思っていたら、
穴井さん
(*`・д´・)σ相手を見すぎている!
コーチ陣
(・´ω・`)ゞ慎重になりすぎた!!と言っていたので、間違ってはないみたいだ。私もにわかなりに、だいぶ成長している。
゚+。*・感。゚(゚ノД`゚)゚。動・*。+゚
ただ負けて吹っ切れたらしく、敗者復活戦からは積極的に技を仕掛けていき、技有を奪った後に大外刈で一本勝。
3位決定戦でも苦手なタイプだというリオ五輪銀メダリストのE.ガシモフ選手(アゼルバイジャン)に返技で優勢勝、銅メダルを獲得した。d(´ー`*)
結果
1位 J.フォンセカ(ポルトガル)
2位 N.イリアソフ(ロシア)
3位 ウルフアロン(了德寺大学)
3位 M.コレル(オランダ)
5位 E.ガシモフ(アゼルバイジャン)
5位 チョ.グハム(韓国)
J.フォンセカ選手(ポルトガル)が初優勝した男子100kg級。柔道でポルトガル初の金メダル!素晴らしいね。
_φ( =´∀`)ノ[才×〒"├-].゚・:*:・゚☆
ウルフ選手(了德寺大学)は残念だったけれど、この階級でこれだけ安定して上位の結果を残している選手は今の日本にはいない。というか、ウルフ選手(了德寺大学)にかかる期待がすごいと思う。だから慎重なるのもわかるナ。
それにしても面白いのが、ウルフ選手(了德寺大学)が銅メダルなのに、準々決勝でウルフ選手(了德寺大学)に勝ったチョ.グハム選手(韓国)が5位という結果。銅メダルを獲得するのも忍耐が必要だという事だね。ネェ-(*´・ω・)(・ω・`*)ネェ-
今回慎重になりすぎたのを次に活かして、またウルフ選手(了德寺大学)らしい柔道を見せてもらいたい!
男子100kg超級
男子最重量級日本代表は、リオ五輪銀メダリストの原沢久喜選手(百五銀行)。
2回戦
対 S.ヘギ(オーストリア)
3:27 一本勝(合技)
3回戦
対 T.ナイダン(モンゴル)
3:39 一本勝(小内刈)
準々決勝
対 R.シルバ(ブラジル)
6:33 延長GS反則勝(指導3)
準決勝
対 G.ツシシビリ(ジョージア)
2:49 一本勝(合技)
準々決勝R.シルバ選手(ブラジル)との対戦は、スタミナ勝負となり苦戦したけれど、昨年の金メダリストG.ツシシビリ選手(ジョージア)との準決勝は内股で投げた後、
(@゚Д゚)ノ一本!と審判は言ったが、原沢選手(百五銀行)は冷静に抑え込んで合技での一本勝。観客席からも井上康生監督が、
(○*`Д´)抑え込め!抑え込め!!と叫ぶ姿が映っていたナ。
決勝の相手は、初対戦となる男子100kg級リオ五輪金メダリストのL.クルパレク選手(チェコ)。
最重量級に階級を上げても決勝まで勝ち上がってきた選手、大したものである。
ъ(゚Д゚)グッジョブ!!
ここ数年、なかなか勝てない男子最重量級だが、日本人としてこの階級での優勝には特別な思いがある。
ここは勝って、東京五輪へ弾みをつけてもらいたいね。(-ω-人)タノミマス
決勝
序盤の組み手争いでお互い技が出せず開始1分、両者に指導。
原沢久喜 指導1
L.クルパレク 指導1
寝技が得意なL.クルパレク選手(チェコ)、解説の穴井さんが、
(●´・_っ・)σ 立技なら原沢選手(百五銀行)の方に分があると思う。とにかく攻撃的にいって寝技は我慢!と言っている。
なるほど……攻めまくれという事だナ。((φ(-ω-`*)メモメモ
原沢選手(百五銀行)が奥襟をとり、L.クルパレク選手(チェコ)の頭を下げさせるが、ここで巴投を仕掛けるL.クルパレク選手(チェコ)。
これが掛け逃げと見なされL.クルパレク選手(チェコ)に指導。Σ(´ω` )
原沢久喜 指導1
L.クルパレク 指導2
穴井さんが言っていたように、攻め続ければ反則勝になるカモしれないナ。
しかし、原沢選手(百五銀行)の組み手になっても、なかなか技を仕掛けない。長身のL.クルパレク選手(チェコ)は前へ前へ出てくるので、原沢選手(百五銀行)は後ろに下がってしまう。
ウソ……(l|゚ω゚l|l)……ッ!!!
その為、原沢選手(百五銀行)に指導。(¯―¯٥)
原沢久喜 指導2
L.クルパレク 指導2
σ(-c_,-´。)……慎重になりすぎているのかしら……勿体ないナ。
穴井さんも、
(`Д´)/ もう見なくていい!技を出さないと!!と言うが、技がでない。
すると、先にL.クルパレク選手(チェコ)が技を仕掛けてきてペースを掴みだす。
本戦残り20秒、原沢選手(百五銀行)が負傷して治療へ。
今L.クルパレク選手(チェコ)が攻めているから、これを使って流れを断ち切りたいね。
★*―Fight(/゚∇゚)/゚∇゚)o―*★
治療後、原沢選手(百五銀行)が奥襟をとり内股!完璧には掛からなかったが、やっと技が出た。
∑d(d´∀`*)いいよ!いいよ!!穴井さんとカブるにわかファン、必死である。
ここで本戦終了、延長GSへ。
延長戦
延長戦開始直後、原沢選手(百五銀行)が大内刈を仕掛けたと同時にL.クルパレク選手(チェコ)が裏投を仕掛け、倒される原沢選手(百五銀行)。
(((;; ゚Д゚)))いーやー!!叫ぶ穴井さん。
技ポイントは入らなかったが、原沢選手(百五銀行)は顔面を畳に打ちつけたので、痛そうである。
( ノ*´Д`)ノ<ダィジョウブゥゥ?
その後、L.クルパレク選手(チェコ)は完璧ではなくても技を仕掛けるが、原沢選手(百五銀行)は技が出ない。
きちんと組んでないからだと思うが、指導が恐いナ……。
穴井さんも、
(・ω´・★)腹をくくって最後まで掛けきる事、これが大事!同じことを何度も何度も言ってますが思い切った技、いきましょう!!と言っている。
ただ原沢選手(百五銀行)、だいぶ疲れているように見える。L.クルパレク選手(チェコ)はスタミナには自信があるようなので、ここは踏ん張り所だ。
穴井さんが、
(;゚Д゚)休んじゃ駄目です!休んじゃ駄目!!と言っているが、L.クルパレク選手(チェコ)のペースに引き込まれている。
そして本戦と合わせて7分50秒、原沢選手(百五銀行)に3つ目の指導。
L.クルパレク 反則勝(指導3)
結果
男子最重量級、優勝したのはL.クルパレク選手(チェコ)。
決勝では得意の寝技に持ち込めなかったのに、耐えての優勝!頑張った!!
ぉめ゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚れ㌧
2位の原沢選手(百五銀行)は、スタミナ勝負で負けたようにみえた。
両者指導2の状態なら技を仕掛けないと勝てないと思うのだが、それが出来なかった……この負け方はちょっと悔しい。準決勝が強敵だったので、そこで気持ちが切れたのかなぁ……。(;´д`)トホホ…
あと一歩という所まではきているのに、その一歩を超えるのが難しい。ただ、このままでは終われないと思う。
次は最後まで攻める原沢選手(百五銀行)の柔道が見たいね。
ガンバレ(*゚ω゚)八(゚ω゚*)マケルナ!!!
後編へ続く……。