第43回全日本競歩能美大会
男女20km競歩
3月17日に開催されたこの大会は、第43回全日本競歩能美大会と共に2019アジア陸上競技選手権20km競歩、そして、第13回日本学生20km競歩選手権も兼ねた大会である。
この大会で優勝、派遣設定記録(男子1時間20分00秒、女子1時間30分00秒)をクリアした選手は、9月27日から10月6日に開催される第17回世界陸上競技選手権大会(カタール・ドーハ)への出場が即時内定。
また、3年生以下、学生3位までの選手で派遣標準記録を突破すれば(男子1時間24分00秒、女子1時間36分00秒)7月3日から14日まで開催される学生のオリンピック、第30回ユニバーシアード競技大会(イタリア・ナポリ)への出場が決まる。
そう、詰め込みまくりの大会である。(*´・д・)(・д・`*).ダヨネー
初めてこれを見た時に、
(;´∀`)はぁ?なんだって??そう思った私は悪くないと思う。
今回も日本陸上競技連盟公式サイト - Japan Association of Athletics Federationsと公益社団法人 日本学生陸上競技連合のサイトを参考に、結果とネット放送を見たにわかファンの感想を書いていく。
ヨロシクオネガイシマス♪_〆(・ω・)
男子20km競歩
世界記録保持者の鈴木雄介選手(富士通)が序盤から積極的に引っ張り、雨にもかかわらず高速レースになった男子20km競歩。
‥…━━━タタタΣΣΣヘ( ゚ 3゚)ノ
9km地点からは藤澤選手(ALSOK)、鈴木選手(富士通)、池田選手(東洋大)、川野選手(東洋大)、山西選手(愛知製鋼)の5人の集団で先頭争い。
(o*゚ー゚(o*゚ー゚(o*゚ー゚(o*゚ー゚(o *゚ー゚)o
17km地点で山西選手(愛知製鋼)、川野選手(東洋大)、池田選手(東洋大)の3人が仕掛け、集団から抜け出す。
(ノTдT)ノ≡≡≡(o*゚ー゚(o*゚ー゚(o *゚ー゚)o
残りラスト1周(2km)、先頭集団のペースが上がり1km3分50秒をきるペース。
19km地点で山西選手がスパート! 2位は7秒差で池田選手、その後ろ3位は3秒差で川野選手。
そのまま1位で山西選手がゴーーール!ε≡ヽ(*゚∀゚)ノ
総合順位
2位 1時間17分24秒 川野将虎(東洋大)NUR
3位 1時間17分25秒 池田向希(東洋大)NUR
5位 1時間17分52秒 藤澤 勇(ALSOK)
6位 1時間20分17秒 シャン.ジュン(中国)
7位 1時間20分19秒 リディアン.カウリー(オーストラリア)
8位 1時間20分21秒 ゲオルギー.シェイコ(カザフスタン)
17分台が5人も出た男子20km競歩、優勝したのは愛知製鋼の山西利和選手。
ぉめ゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚れ㌧
にわかファンは日本選手権で、
( ・`ω・´)あと一歩まできている!とか偉そうに言ったけれど、山西選手(愛知製鋼)、しっかり対策をたてて修正してきたね。
ラスト2kmで勝負すると決め、高速レースの中でそれを見事に実行してみせた!!素晴らしいスパートだったナ。(o・ω´・b)b ベリグッ☆
それも世界歴代4位、日本歴代2位のタイムで優勝とは……あっぱれだ。
サイコ━*。:゚(人*^ω゜):。*゚.━!!
これで日本選手権で優勝した高橋英輝選手(富士通)に続き、山西選手(愛知製鋼)も世界陸上内定である。
山西選手(愛知製鋼)は安定感抜群なので、世界陸上では期待したい。
そして、2位川野選手と3位池田選手の東洋大コンビ。
★☆-(ノ●´∀)八(∀`●)ノイエーイ☆★
世界歴代9位と10位の記録、本当に強い。
2位川野選手(東洋大)は50km競歩で東京五輪を狙っているらしいが、20km競歩でも十分勝負できそうである。(((uдu*)ゥンゥン
3位池田選手(東洋大)は、最後スタミナがきれたのか川野選手(東洋大)に抜かれてしまったけれど、日本選手権は1秒差の2位で今回は1秒差の3位という結果。
(●´ ^`)ン-池田選手(東洋大)、世界陸上残り1枠に選ばれるのでは……?
にわかファン、予想してみる。
結果を残し続けているのでベテラン選手みたいな2人だが、まだ20歳。
これからが楽しみな2人である。p(*゚▽゚*)q
最後に4位鈴木選手(富士通)。
今回これだけのタイムが出たのは、鈴木選手(富士通)が積極的に引っ張ったからだと思う(b≧∀)グッ
結果は残念だったけれど、さすがだった。
(*´ノ∀`)<オツカレサマ☆.。.:*・゜
2019アジア陸上競技選手権
1位 1時間17分15秒 山西利和(日本)
2位 1時間20分21秒 ゲオルギー.シェイコ(カザフスタン)
3位 1時間20分40秒 チョー.ビョンクワン(韓国)
4位 1時間20分57秒 イルファン.コロトゥム トディ(インド)
5位 1時間21分42秒 ガオ.インチャオ(中国)
6位 1時間29分51秒 ジャン.ウェイリン(チャイニーズ.タイペイ)
7位 1時間30分15秒 タングン.グエン(ベトナム)
8位 1時間49分54秒 MDラヒム.ウディン(バングラデシュ)
キタ━━━━ヽ(☆∀☆ )ノ━━━━!!!!
( ー`дー´)総合1位だから当たり前だろう!そう思っているそこのあなた!!
私だってそう思ったサ……仕方ないでしょ!!ヘ(-′д`-)ゝヤレヤレ..
そしてね、この結果を見て思うのはね。
日本は強い!(9 ̄∧ ̄)9
日本学生選手権
1位 1時間17分24秒 川野将虎(東洋大2)NUR
2位 1時間17分25秒 池田向希(東洋大2)NUR
3位 1時間20分24秒 古賀友太(明治大1)
4位 1時間21分30秒 村山裕太郎(順天堂大2)
5位 1時間21分55秒 住所大翔(順天堂大1)
6位 1時間22分31秒 菅浪裕也(順天堂大M1)
7位 1時間22分36秒 髙橋和生(早稲田大4)
8位 1時間22分39秒 石井克弥(慶應義塾大3)
山西選手の1時間17分41秒の学生記録を更新した、東洋大の川野選手と池田選手。
*゚+ヽ(゚ω゚`*ォメ)デト*´゚ω`)ノ彡*゚+
川野選手(東洋大2)は高畠大会で50km競歩の学生記録も更新したから、20kmと50km、両方の学生記録保持者となった訳だ。素晴らしい!!GOOD☆( ゚Д゚)b
今回池田選手(東洋大2)に勝った川野選手(東洋大2)、同じ大学にこれだけのトップ選手が2人、それも同学年でいるのは良い環境だよね。
これからも、切磋琢磨しながら成長してほしいと思う。
3位古賀選手(明治大1)もね、失格になった日本選手権からしっかり調整して挑み、見事ユニバーシアード出場権を獲得。
v(≧∇≦)v イェェ~イ♪
1年生ながら関東インカレ10000m競歩4位、日本インカレ10000m競歩3位、そして今回3位という結果はすごいよね。
あとは上位2人だ……ここが高い壁である。
それでも、これからチャンスはいくらでもあると思うので、チャレンジしながら強くなってほしいね。ガンバレ(☆`ノω´)ヨッ!!!
女子20km競歩
スタートから中国のマ.ジェンシャ選手(中国)、チィジィ.ジュアマ選手(中国)、ゴォサン.ジュアマ選手(中国)が勢いよく飛び出し先頭集団へ。
Σ≡≡≡(o*-ω-(o*-ω-(o*-ω-)o
16秒差で道口愛選手(自衛隊体育学校)が引っ張る17人の第2集団。
5km地点、先頭集団からゴォサン.ジュアマ選手(中国)が8秒程遅れ、先頭は2人に。
(ノTдT)ノ ≡≡≡(o*-ω-(o*-ω-)o
先頭と40秒差、8人の第2集団に、道口選手(自衛隊体育学校)と淺田選手(DNP)、渕瀬真寿美選手(建装工業陸上部)、河添選手(自衛隊体育学校)の4人の日本人選手がいる。
6km地点で先頭はマ.ジェンシャ選手(中国)のみに。ε≡≡≡ヘ(*`゚ω´)ノノ
2位チィジィ.ジュアマ選手(中国)、3位ゴォサン.ジュアマ選手(中国)。
7km地点、8人いた後ろの集団は5人となり、日本人選手は河添選手(自衛隊体育学校)が少し遅れる。
8km地点で集団から渕瀬選手(建装工業陸上部)が遅れ、日本勢は道口選手(自衛隊体育学校)と淺田選手(DNP)の2人に。
εミミミ┌(;*´Д`)ノ マ、マッテ-!!
10km地点、道口選手(自衛隊体育学校)が遅れ、ヘイワード選手(オーストラリア)とモンタグ選手(オーストラリア)、淺田選手(DNP)の3人集団となる。
(ノTдT)ノ≡≡≡(o*・ω・(o*・ω・(o*・ω・)o
11km地点でヘイワード選手(オーストラリア)が集団から抜け出し、前の中国選手を追う。
レ(・ω・。)ヘ=3=3=3シュタタ
集団はモンタグ選手(オーストラリア)と淺田選手(DNP)の2人となり、その後ろの道口選手(自衛隊体育学校)に河添選手(自衛隊体育学校)が追いつく。
16km地点、淺田選手(DNP)がモンタグ選手(オーストラリア)から遅れ、後ろからは河添選手(自衛隊体育学校)の姿が。
Σ≡≡≡≡≡ヘ(; >д<)ノ ニゲロ~!!
19km地点、変わらず1位マ.ジェンシャ選手(中国)がそのままゴール!
総合順位
1位 1時間28分28秒 マ.ジェンシャ(中国)
2位 1時間29分06秒 チィジィ.ジュアマ(中国)
3位 1時間29分28秒 ゴォサン.ジュアマ(中国)
4位 1時間29分31秒 ケイティー.ヘイワード(オーストラリア)
5位 1時間31分53秒 ジェミマ.モンタグ(オーストラリア)
6位 1時間32分23秒 淺田千安芸(DNP)
7位 1時間32分48秒 河添香織(自衛隊体育学校)
8位 1時間33分01秒 アラナ.バーバー(ニュージーランド)
(*>∇<)この大会で1時間29分を切りたい!と言っていたマ.ジェンシャ(中国)選手。
有言実行で自己ベストを更新、見事優勝した。
オメデ。+゚+。ヽ(゚ω゚)ノ。+゚+。トオオォォォ!!
表情も変わらないマ.ジェンシャ(中国)選手、強かったね。
1位から3位まで中国勢の強さを再確認した今回の大会だったが、私が一番気になったのが4位ヘイワード選手(オーストラリア)。
1位マ.ジェンシャ(中国)選手とは結果的に1分程の差、しかし後半の10kmは一番速かった。
特に最後の5km、1位マ.ジェンシャ(中国)選手より32秒も速い!怒涛の追い上げである。
┣¨┣¨┣¨≡≡≡ヘ(*`Д´)ノ┣¨┣¨┣¨
今回は3位ゴォサン.ジュアマ選手(中国)と3秒差の4位だったヘイワード選手(オーストラリア)、
(๑•̀ㅁ•́๑)✧くるナ!
日本勢も負けてられない、頑張ろう(@゚Д゚)ノダァァー!!
2019アジア陸上競技選手権
1位 1時間28分28秒 マ.ジェンシャ(中国)
2位 1時間32分48秒 河添香織(日本)
3位 1時間34分17秒 チョン.シャオヤ(香港)
4位 1時間36分08秒 ソウミャ.バビー(インド)
5位 1時間37分14秒 レジーナ.リコワ(カザフスタン)
6位 1時間37分49秒 ジョン.ヨンクン(韓国)
7位 1時間41分50秒 ティ タンプク.グエン(ベトナム)
8位 1時間43分43秒 リン.ウェンズ(チャイニーズ.タイペイ)
1位は総合優勝したマ.ジェンシャ(中国)選手。v(´∀`*v)ピース
((φ(-ω-*)。o○(シッテル……)
そして、2位は日本の河添選手(自衛隊体育学校)。
早い段階で集団から落ちてしまったが、そこは実力のある河添選手(自衛隊体育学校)、後半追い上げ結果を残した。∑d(d´∀`*)グッ!
ただね、世界陸上の派遣設定記録はきれなかった……日本選手権の時も書いたけれど、あと一歩だよね。
安定感は抜群なので、あとは結果だ!頑張れ!!
★*―Fight(/゚∇゚)/゚∇゚)o―*★
日本学生選手権
1位 1時間37分45秒 熊谷菜美(国士舘大4)
2位 1時間39分36秒 林 奈海(順天堂大1)
3位 1時間41分00秒 岩田奈央(同志社大2)
4位 1時間41分17秒 志々田朝稀(びわこ成蹊スポーツ大1)
5位 1時間42分24秒 栗原都妃(日本女子体育大2)
6位 1時間42分49秒 立見真央(中京大1)
7位 1時間43分25秒 今かえで(国士舘大1)
8位 1時間43分35秒 外所知紗(同志社女子大2)
日本学生女子20km競歩、優勝したのは国士舘大4年の熊谷選手。
ヽ(○´∀`)人(´∀`○)ノイェーイ♪
4年生の熊谷選手、おそらくこの大会が大学最後になるのかな?
関東インカレで10000m競歩で優勝した後、日本インカレでは失格。
色々あったこの1年、最後はきっちり優勝しての卒業だ!素晴らしい。Σd(゚д゚*)ィィ!!!
また、今回驚いたのが熊谷選手以外下級生なのね。
これは、女子競歩の勢いが出てきた!という事だろうか……。
( ・`д・´)そうに違いない!!
まだまだ世界との差はある女子競歩、ここからだ。
ガンバルンダデェ━ヽ(*´ω`*)ゞ━!!
最後に
今回、男子と女子で明暗を分けたね。ヨチヨチ(*´・д・)ノ(pωq。)゚+.
世界陸上とユニバーシアード、特に女子競歩はどうなるのか詳しくわからない。
その時までのお楽しみ……という事だナ。
それでは、にわかによる第43回全日本競歩能美大会と2019アジア陸上競技選手権20km競歩、第13回日本学生20km競歩選手権は、これにて終了。
選手、関係者のみなさん
゚+o。ぉ疲れ様デス。o+゚..φ(^ω^*)ノ