2019グランドスラム・アブダビ
結果と感想
10月24日から26日にかけて開催された2019グランドスラム・アブダビ。
日本人選手は出場してないけれど、今年のグランドスラムはすべて書いているのから、偵察がてら書こうと思う。
気分はスパイである。(・д|柱|
今回はAbu Dhabi Grand Slam 2019 / IJF.orgのサイトを参考にして、結果とにわかな私のスパイ活動を報告していく。
ヨロシク─゚+。d(≧∇≦)゚+。─ッ♪
ー 目次 ー
女子48kg級
1位 D.ビロディド(ウクライナ)
2位 M.スタンガー(スロベニア)
3位 K.メンツ(ドイツ)
3位 C.コスタ(ポルトガル)
5位 L.マルティネス(スペイン)
5位 S.キリアゾヴァ(ロシア)
女子48kg級、優勝したのは世界選手権2連覇中のD.ビロディド選手(ウクライナ)。
☆゚+.才×〒"├゚+.☆(○・ω・人・ω・●)
大本命が当たり前のように優勝、スパイとしてD.ビロディド選手(ウクライナ)の弱点を探る為、にわかファンは試合をすべて見た。
面白かったのが準決勝S.キリアゾヴァ選手(ロシア)との対戦。
唯一の優勢勝なのだが、うつ伏せから起き上がろうとするS.キリアゾヴァ選手(ロシア)に対し、上に乗って潰しながら三角絞を仕掛けようとしたD.ビロディド選手(ウクライナ)。
しかしS.キリアゾヴァ選手(ロシア)が立ち上がったので、首に足を掛けていたD.ビロディド選手(ウクライナ)は逆さまで浮いている状態。
するとS.キリアゾヴァ選手(ロシア)、D.ビロディド選手(ウクライナ)を剥がしておもいっきり投げ捨てたのだ!
(。ω。;;)ゝ〃ヾ(・`д・´ヘ) オリャッ!
これは面白かった。さすが柔道家、最軽量でも力が強いね。
ただスパイとして、D.ビロディド選手(ウクライナ)の弱点はさっぱりわからなかった……失敗である。(┯_┯)
男子60kg級
1位 G.キルギスバエフ(カザフスタン)
2位 W.キヤー(フランス)
3位 D.ウロズボエフ(ウズベキスタン)
3位 Y.アブラゼ(ロシア)
5位 P.ペリム(ブラジル)
5位 Y.スメトフ(カザフスタン)
男子60kg級はG.キルギスバエフ選手(カザフスタン)がグランドスラム初優勝。
才×〒"┝_〆(=´エ `= )))カキカキッ
今年の世界選手権、3位決定戦で同じカザフスタンのY.スメトフ選手(カザフスタン)に敗戦して5位のG.キルギスバエフ選手(カザフスタン)。東京五輪の代表争いを考えると、この優勝は大きいナ。(〃゚∀゚)(゚∀゚〃)ネェー
ただ今回は直接対決がなかったので、日本の男子60kg級と同様ギリギリまでわからなそうだね。ここはスパイする必要ないだろう。
女子52kg級
1位 M.ケルメンディ(コソボ)
2位 O.ジュフリーダ(イタリア)
3位 パク.ダソル(韓国)
3位 C.ジャイルズ(イギリス)
5位 E.ロペス.シェリフ(スペイン)
5位 T.レビツカ.シュクバニ(ジョージア)
女子48kg級に続いて大本命、リオ五輪金メダリストのM.ケルメンディ選手(コソボ)が優勝した女子52kg級。
(。゜∇゜)ノ☆・゚:*:゚才×〒"├¬♪
今年の世界選手権では阿部詩選手(日本体育大学1年)が勝利したけれど、この階級一番の強敵だ!ここはスパイ活動を決行しようと思う。(ΦωΦ)フフフ…
準決勝C.ジャイルズ選手(イギリス)との対戦。
この試合M.ケルメンディ選手(コソボ)は指導2の状態で優勢勝、それもC.ジャイルズ選手(イギリス)は指導なしである……なかなか厳しかったのでは?そう思い映像を見る事にしたにわかファン。(p_-)
PC|゚Д゚)σ 体格差だナ……大きかったから慎重になったのカモしれない……そう結論づけた。
でもこの階級のトップ選手である阿部選手(日本体育大学1年)や志々目愛選手(了徳寺大学職)は大きくないので、何の意味もない情報である……。(*ノω<*)シマッタ!!!
男子66kg級
1位 M.ロンバルド(イタリア)
2位 O.サファロフ(アゼルバイジャン)
3位 アン.バウル(韓国)
3位 O.ポランコ(キューバ)
5位 A.ガイテロ.マルティン(スペイン)
5位 K.ガンボルド(モンゴル)
男子66kg級はM.ロンバルド選手(イタリア)がグランドスラム初優勝。
(★´ω`)ノ才×〒"㌧*:・゜★,。
前回のグランドスラム・ブラジル大会で、
( ・`д・´)あと一歩のところまで来ている!と書いたけれど、本当にあと一歩だったナ。
このM.ロンバルド選手(イタリア)、私は密かに注目しているのだが、その理由は阿部一二三選手(日本体育大学4年)である。
M.ロンバルド選手(イタリア)に対して今年2月のグランドスラム・パリでは負けているし、世界選手権の3位決定戦では勝利したものの、なかなか危ない展開だった。
総合的には阿部選手(日本体育大学4年)の方が上だが、相性が良くない感じがするのね。(*´・д`)-д-)))ソゥソゥ
同世代な事も考えると、この先ライバルになるだろう。M.ロンバルド選手(イタリア)に注目だ。
女子57kg級
1位 キム.ジナ(北朝鮮)
2位 S.L.シーシク(フランス)
3位 キム.ジャンディ(韓国)
3位 D.シガロス(ロシア)
5位 A.L.フローリアン(アゼルバイジャン)
5位 T.ストル(ドイツ)
キム.ジナ選手(北朝鮮)がグランドスラム初出場で初優勝した女子57kg級。
ぉめ゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚れ㌧
北朝鮮の選手はあまり出てこないからわからないけれど、この勝利は大きいよね。
でも東京五輪を考えると、日本のライバルはカナダ勢だと思うので、この結果は特に問題視する必要はないと思う……いや、でもナ……相変わらず優柔不断である。
il||liず~ (・´ω`・)~んil||li
男子73kg級
1位 B.ジログル(トルコ)
2位 A.マルジュリドン(カナダ)
3位 I.ヴァントケ(ドイツ)
3位 K.トラエフ(ウズベキスタン)
5位 R.オルジョフ(アゼルバイジャン)
5位 D.ファンティシェル(ベルギー)
男子73kg級はB.ジログル選手(トルコ)がグランドスラム初優勝。
☆*:;;才×〒"㌧;;:*☆(*'∇')ノ
B.ジログル選手(トルコ)といえば、今年の世界選手権準々決勝で大野将平選手(旭化成)と対戦。その時は腕挫十字固で大野選手(旭化成)が一本勝したけれど、
(*`・д´・)σ大野選手の苦手なタイプと、実況?解説??が言っていたのを覚えてる。だからにわかファンは警戒して、今回の試合はすべて観戦してみた。
するとわかったのが、足技はもちろん、それ以外にも引き込んだり返してきたりと、色々な投技を仕掛けていたB.ジログル選手(トルコ)。ただ少し強引だったからか、返されたら危なそうな場面も多かった。
..・ヾ(。>д<)シ こえぇぇぇ
あと、寝技はあまり得意ではないのかしら?仕掛けていなかった。でもまだ21歳、この先寝技を習得したらさらに強くなると思う。
スパイらしく偉そうに書いてはいるが、はっきり言ってアテにはならない。
( ー`дー´)にわかだからナ。もちろん、わかっているだろう。
女子63kg級
1位 T.トルステニャク(スロベニア)
2位 M.デルトロ.カルバハル(キューバ)
3位 K.クアドロス(ブラジル)
3位 J.ヤン(中国)
5位 P.アウィティ.アルカラス(メキシコ)
5位 A.バリオス(ベネゼエラ)
リオ五輪金メダリストのT.トルステニャク選手(スロベニア)が優勝した女子63kg級。
*:.。☆(´●_、`人)ぉめでと
世界選手権では5位と不本意な結果だったけれど、やっぱり強い!何度も書いているけれど、この階級はC.アグベニュー選手(フランス)と田代未来選手(コマツ)、そしてT.トルステニャク選手(スロベニア)の3名がトップ3だね。
でも、田代選手(コマツ)にとってT.トルステニャク選手(スロベニア)はまったく問題ない……むしろ相性の良い選手なので、今回はスパイする必要はないナ。(。-∀-) ニヒ
こういう油断が命取りになるので、真似しないように注意しよう。(;¬_¬)
男子81kg級
1位 イ.ムンジン(韓国)
2位 L.マイスラゼ(ジョージア)
3位 V.アルバイラク(トルコ)
3位 D.レッセル(ドイツ)
5位 F.デウィット(オランダ)
5位 A.ヴァロア.フォルティエ(カナダ)
グランドスラム初出場のイ.ムンジン選手(韓国)が初優勝した男子81kg級。
オメデ。+゚+。ヽ(゚ω゚)ノ。+゚+。トオオォォォ!!!
すごいのが、準々決勝で対戦したD.レッセル選手(ドイツ)は今年のグランドスラム・パリで優勝、準決勝のV.アルバイラク選手(トルコ)は昨年の世界選手権3位。そして決勝で対戦したL.マイスラゼ選手(ジョージア)は、今年の世界選手権銅メダリストなのね。
それら全てに勝利しての優勝、それもオール一本勝である。
オオォォヾ(゚Д゚ヾ)(ノ゚Д゚)ノォォオオ
この日たまたま調子が良かったからなのか、今年の世界選手権で優勝したS.ムキ選手(イスラエル)などと対戦しないとはっきりとはわからないけれど、今回の結果を見る限り日本人選手のライバルになりそう。それくらい圧倒的な強さを感じた。(9 `^´)9
次戦に注目したいと思う。
女子70kg級
1位 K.ポリング(オランダ)
2位 S.ファンデイケ(オランダ)
3位 M.ポレレス(オーストリア)
3位 E.ロドリゲス(ベネズエラ)
5位 B.マティッチ(クロアチア)
5位 S.コンウェイ(イギリス)
女子70kg級、優勝したのはK.ポリング選手(オランダ)。
ォメデトゥ♪(〃´ω`)σ)´ω`〃)ゞェヘッ♪
2014年以来のグランドスラム優勝との事で、おめでたいね。
ただ、今年の世界選手権で活躍した選手はあまり出場していないので、立ち位置的にはどうなのか、ちょっとわからない……ぇ…(´ω`υ)
男子90kg級
1位 N.シェラザディシビリ(スペイン)
2位 ガク.ドンハン(韓国)
3位 E.トリッペル(ドイツ)
3位 A.チリキシビリ(ジョージア)
5位 K.トート(ハンガリー)
5位 N.マイドフ(セルビア)
昨年の世界選手権金メダリスト、N.シェラザディシビリ選手(スペイン)が優勝した男子90kg級。
おめでとヽ(●´ω`●)ノおめでと
グランドスラム・ブラジリアに続いて2連勝と、いまノリにノッている感じだ。
εεε≡≡≡ヾ(*´ー`)ノ ランラン♪
ただ、今年の世界選手権では3回戦敗退しているのを考えると、この階級は本当にわからない。実績だけでは計れない何かがある。(・`ω´・(-`ω´-)ウン
日本選手も誰が代表になるのかわからないし、にわかの中では謎の階級である。
女子78kg級
1位 K.アポテカ(スロベニア)
2位 L.マルツァン(ドイツ)
3位 M.マロンガ(フランス)
3位 G.スティンフス(オランダ)
5位 L.クカ(コソボ)
5位 J.イ(韓国)
女子78kg級はK.アポテカ選手(スロベニア)がグランドスラム初優勝。
(っ′∀`)っ 【。゚+.オメデトウ。+.゚】
決勝はL.マルツァン選手(ドイツ)の危険行為で反則勝と、観戦しているにわかからすると少し残念だったけれど、勝ちは勝ちである。
また、順位を見るとわかると思うが、3位に今年の世界選手権で優勝したM.マロンガ選手(フランス)がいる。(∩ ゚д゚)ナニッ?
(●´ ^`)ン-いったい誰に負けたのか……調べてたところ、相手は2位のL.マルツァン選手(ドイツ)。
気になったので試合を観戦、すると寝技で敗れていた。
世界選手権団体戦でも濱田尚里選手(自衛隊体育学校)が寝技で勝利したし、これは寝技が得意な濱田選手(自衛隊体育学校)にとって追い風では??( ゚д゚)ハッ!
にわかファン、久しぶりに悪い顔になる。(▼∀▼)ニヤリッ
男子100kg級
1位 チョ.グハム(韓国)
2位 Z.コトソイエフ(アゼルバイジャン)
3位 A.アダミアン(ロシア)
3位 S.エルナハス(カナダ)
5位 M.シスマンラル(トルコ)
5位 H.S.シャー(パキスタン)
男子100kg級、優勝したのはチョ.グハム選手(韓国)。
(σ。ゝω・)σ ☆゚+.才×〒"├゚+.☆
今年の世界選手権では5位と残念な結果だったが、ウルフアロン選手(了德寺大学)に勝利したし、やっぱり実力のある選手だよね。( ´∀`)b
ただ今回出場している選手をみると、チョ.グハム選手(韓国)の優勝は順当だと思う。
日本人選手と何度も対戦しているチョ.グハム選手(韓国)、スパイ活動してもにわか知識を晒すだけなので、今回はスパイを中止する。
今さらである。エッ∑( Д ノ)ノ
女子78kg超級
1位 ハン.ミジン(韓国)
2位 A.F.ンベロ(フランス)
3位 M.S.アルテマン(ブラジル)
3位 N.シェイウルフ(チュニジア)
5位 L.セリッチ(ボスニア.ヘルツェゴビナ)
5位 キム.ミンジョン(韓国)
女子最重量級はハン.ミジン選手(韓国)がグランドスラム初優勝。
(* ̄∇ ̄)/☆*☆Congratulation☆
この階級にはチャンピオンである素根輝選手(環太平洋大学1年)がいるけれど、ハン.ミジン選手(韓国)とは今年の世界選手権初戦で対戦して勝っているから、まったく問題ないだろう。
やっぱりライバルは、I.オルティス選手(キューバ)だナ。(`・ω´・σ)σyo♪
男子100kg超級
1位 R.メイヤー(オランダ)
2位 Y.ハンモ(ウクライナ)
3位 U.コカウリ(アゼルバイジャン)
3位 キム.ソンミン(韓国)
5位 O.ゴルディエンコ(ウクライナ)
5位 I.クラコベツキー(キルギス)
男子最重量級、R.メイヤー選手(オランダ)が初優勝。
☆ヾ(*・ω・*)おめでとございます☆
今年の世界選手権でも、昨年のチャンピオンG.ツシシビリ選手(ジョージア)に勝利して3位。考えてみると、優勝したL.クルパレク選手(チェコ)に負けただけだから、2位だった原沢久喜選手(百五銀行)と順位は違えど同じような感じだよね。
ただ、原沢選手(百五銀行)はR.メイヤー選手(オランダ)に負けたことがないみたいなので、そこまで気にする必要はないのかなぁ。というかこの階級は、世界選手権で優勝したL.クルパレク選手(チェコ)はもちろん、そのあとL.クルパレク選手(チェコ)に勝利した王者T.リネール選手(フランス)がいるから、上には上がいる状態である。(>ω<)
それでも28歳の今、とても調子が良いと思うR.メイヤー選手(オランダ)だ。p(*゚▽゚*)q
次にL.クルパレク選手(チェコ)かT.リネール選手(フランス)と対戦する試合が見てみたい。密かに期待している。
最後に
今回、スパイと称して書いてみて気がついた。
(`・д´・)にわかにスパイは無理だ!スパイは詳しくないと駄目だ!!
スパイ活動をしてわかった事である……最悪だナ。( pωq)シクシク
選手、関係者の皆様、お疲れ様でした。
お疲れぇ(*´・ω・`*)ノ▽"フリフリ