2020グランドスラム・パリ
結果と感想
東京五輪選考会の国際大会は残り2大会。
そのひとつが、2月8日から9日にかけて開催された2020グランドスラム・パリ。
この大会に出場する選手は選考会最後の国際大会になると思うので、結果がとても重要である。(・`ω´・(-`ω´-)ウン
そんな2020グランドスラム・パリ、今回もいつも通りParis Grand Slam 2020 / IJF.orgのサイトを参考に、結果とにわかな私の感想を紹介していこうと思う。
(*m・ω-)mヨロシク*。゚.o。
ー 目次 ー
女子48kg級
1位 D.ビロディド(ウクライナ)
2位 古賀若菜(南筑高校3年)
3位 U.ムンフバット(モンゴル)
3位 M.クレマン(フランス)
5位 S.ブクリ(フランス)
5位 L.マルティネス(スペイン)
女子48kg級、優勝したのは世界選手権2連覇中のD.ビロディド選手(ウクライナ)。
(★-ω-)ノ・゚・☆★おめでとう★☆・゚・
決勝の相手、2位の古賀若菜選手(南筑高校3年)も、世界選手権代表の渡名喜風南選手(パーク24)に次ぐ選手だと思うのだが、技を仕掛けようにも届かない長い腕、技を仕掛けられても耐えられる長い足……逆に古賀若菜選手(南筑高校3年)は危ない場面が多く、結果は払巻込でD.ビロディド選手(ウクライナ)が優勢勝したけれど、それ以上に力の差を感じたナ。
il||li_| ̄|○il||liガーン。
それでもまだ18歳の古賀若菜選手(南筑高校3年)、これからだろう。D.ビロディド選手(ウクライナ)も19歳だとか、そんな事は良いのである。ぇ…(´ω`υ)
(。`Д´。)弱点がないのよ、仕方ないでしょ!!にわかファン、D.ビロディド選手(ウクライナ)に強さを見せつけられ逆ギレ。ムキィィィ(*`皿´*)/
それくらいD.ビロディド選手(ウクライナ)の強さが際立った、女子48kg級だった。
男子60kg級
1位 永山竜樹(了德寺大学職)
2位 Y.アブラゼ(ロシア)
3位 Y.スメトフ(カザフスタン)
3位 A.ダシダワー(モンゴル)
5位 キム.ウォンジン(韓国)
5位 M.アックス(トルコ)
世界ランキング1位の永山竜樹選手(了德寺大学職)が優勝した男子60kg級。
(*´∀`)ゞおめでとぅ♪ヾ(´∀`*)
とにかくY.アブラゼ選手(ロシア)との決勝戦がすごかった。
序盤にY.アブラゼ選手(ロシア)に寝技で技有を取られた永山竜樹選手(了德寺大学職)。
( ・`ω・´)しかし、だ!
そのまま抑え込んで一本を取ろうとするY.アブラゼ選手(ロシア)に対し、40秒以上逃れ続け「待て」がかかると、その後背負投と返技、合わせて一本勝である。
オオォォヾ(゚Д゚ヾ)(ノ゚Д゚)ノォォオオ
軽量級、そして永山竜樹選手(了德寺大学職)らしい柔道!素晴らしいΣd(ゝ∀・)ィィ!!!
やっぱり永山竜樹選手(了德寺大学職)の柔道は面白い!ワクワクするね。
見事に結果を残した永山竜樹選手(了德寺大学職)、まだまだ東京五輪男子60kg級代表の座は譲れないナ。(´v`)ニィ
女子52kg級
1位 D.クランス二キ(コソボ)
2位 O.ジュフリーダ(イタリア)
3位 L.ピメンタ(ブラジル)
3位 志々目愛(了德寺大学職)
5位 S.メネゼス(ブラジル)
5位 A.ネト(フランス)
D.クランス二キ選手(コソボ)がグランドスラム初優勝した女子52kg級。
☆゚+.オメデトウ(○ゝω・○)ノ゚+.☆
ひとつ疑問がある。
(*`・д´・)σD.クランス二キ選手(コソボ)は女子48kg級と女子52kg級、どちらでオリンピックを目指しているのか!?
だって12月のワールドマスターズでは女子48kg級で優勝しているのに、ここにきての女子52kg級だよ。もともと女子52kg級の選手ではあるけれど、この階級コソボにはリオ五輪金メダリストのM.ケルメンディ選手(コソボ)がいて、その為に階級を変更したと思ったのだが違うのかしら?
_s(・`ω´・;)ゞ .. んん??
それも今回、準々決勝で志々目愛選手(了德寺大学職)に勝利している。志々目愛選手(了德寺大学職)は、この階級のベスト3には入ると思うからこれは大きい。
コソボの代表はどう決まるのかわからないけれど、D.クランス二キ選手(コソボ)の動向に注目したいね。(*´・д・)(・д・`*)ネー
男子66kg級
1位 アン.バウル(韓国)
2位 キム.イムファン(韓国)
3位 G.ザンタラヤ(ウクライナ)
3位 B.ヨンドンペレンレイ(モンゴル)
5位 B.イアドフ(ウクライナ)
5位 B.シュマイロフ(イスラエル)
4回戦敗退 相田勇司(國學院大学2年)
男子66kg級、優勝したのはリオ五輪銀メダリストのアン.バウル選手(韓国)。
(O‘∀≦b【o・。*ォメデトゥ*。・o】
世界選手権2位のキム.イムファン選手(韓国)との決勝戦。
韓国はどういう基準で代表が選ばれるのかわからないけれど、韓国人同士の対戦で勝利はアン.バウル選手(韓国)にとって大きいよね。ヾ(´∀`)ノワーイ
世界選手権で初戦敗退したとはいえ、過去の実績だけ見ればアン.バウル選手(韓国)に分があると思うが……この先、この2人の対戦も見どころだナ。( >_[・]) ロックオン
女子57kg級
1位 C.デグチ(カナダ)
2位 S.ドルジスレン(モンゴル)
3位 玉置 桃(三井住友海上)
3位 N.ジャコヴァ(コソボ)
5位 T.モンテイロ(ポルトガル)
5位 S.L.シーシク(フランス)
世界選手権金メダリストのC.デグチ選手(カナダ)が優勝した女子57kg級。
☆・゚:*ヾ(o´∀`)オメデトウ♪*:゚・☆
当然の結果なので、とくに驚きはないね。d(*´Д`*)ゞソゥソゥ♪
ただ3位の玉置桃選手(三井住友海上)は、ここ最近の大会では世界選手権代表の芳田司選手(コマツ)に連勝していて、もしかしたら……と思っていたにわかファン。
[壁]д・)ちらぁ
しかし、準々決勝でS.L.シーシク選手(フランス)に合技での一本負。(´Д`)
S.L.シーシク選手(フランス)は、世界選手権の団体戦でも芳田司選手(コマツ)に勝利している実力者だが、今回は結果が重要だと思うからせめて決勝まで行きたかった。
そこが、とても残念である。(p_q)
男子73kg級
1位 橋本壮市(パーク24)
2位 Z.スマグロフ(カザフスタン)
3位 K.トラエフ(ウズベキスタン)
3位 T.テンドチル(モンゴル)
5位 B.ジログル(トルコ)
5位 海老沼匡(パーク24)
男子73kg級は、世界ランキング1位の橋本壮市選手(パーク24)が優勝。
o(〃>ω<)oオメデェエェェトオォォォ!!!!!
一本勝はないけれど、結果が重要なので問題ないだろう。ъ(゚Д゚)グッジョブ!!
ただね、心配なのが5位の海老沼匡選手(パーク24)。
準々決勝でB.ジログル選手(トルコ)に指導3の反則負をすると、3位決定戦ではT.テンドチル選手(モンゴル)に同じく指導3で反則負。Σ(゚ω゚lll)
実力のある選手だからこそ予想外、気持ちが切れてしまったのカモしれないけれど、良くない結果だ。
決勝で橋本壮市選手(パーク24)との対戦を期待していたにわかファン、ダメージを受けた。
( ゚Д゚);',*;',.;*ガハァッ
女子63kg級
1位 C.アグベニュー(フランス)
2位 鍋倉那美(三井住友海上)
3位 土井雅子(JR東日本)
3位 T.トルステニャク(スロベニア)
5位 A.レスキー(スロベニア)
5位 C.ボーシュマン.ピナード(カナダ)
世界選手権3連覇中のC.アグベニュー選手(フランス)が優勝した女子63kg級。
(o´ェ`ノノ゙【。゚+.オメデトウ。+.゚】
12月のワールドマスターズでC.アグベニュー選手(フランス)に勝利した鍋倉那美選手(三井住友海上)だったが、今回は一本負。
鍋倉那美選手(三井住友海上)は、ここで勝利していたら東京五輪代表もあり得たと思うので、そういう意味で残念ではあるけれど、オール一本勝のC.アグベニュー選手(フランス)、やっぱり強かったね。(9 ̄∧ ̄)9
この階級、世界選手権代表の田代未来選手(コマツ)も鍋倉那美選手(三井住友海上)も、結局問題はC.アグベニュー選手(フランス)だ。
女子は48kg級と共に、金メダルを獲るのが非常に困難な階級である。”(*>ω<)o"クーッ
男子81kg級
1位 M.カス(ベルギー)
2位 S.ボルタボエフ(ウズベキスタン)
3位 A.ヴァロア.フォルティエ(カナダ)
3位 藤原崇太郎(日本体育大学3年)
5位 A.エグティゼ(ポルトガル)
5位 K.ラソロフ(ウズベキスタン)
世界選手権銀メダリストのM.カス選手(ベルギー)が優勝した男子81kg級。
オメットヽ(゚∀゚ヽ○)(●ノ゚∀゚)ノオメット
S.ムキ選手(イスラエル)が出場していないので、この結果は順当だろう。
3位の藤原崇太郎選手(日本体育大学3年)は、ここ最近良くない結果が続いていたから、3位とはいえ良かったと思う。(((uдu*)ゥンゥン
ただ、負けたのがS.ボルタボエフ選手(ウズベキスタン)……グランプリで1度優勝経験があるものの、そこまでの実績はない選手である。
これがどう評価されるか?にわか者は気にしている。(◎д◎;)ガタブル
女子70kg級
1位 大野陽子(コマツ)
2位 新添左季(自衛隊体育学校)
3位 A.ベルンホルン(スウェーデン)
3位 G.ハウエル(イギリス)
5位 M.E.ガヒエ(フランス)
5位 B.ティモ(ポルトガル)
女子70kg級、優勝したのは大野陽子選手(コマツ)。
OМЁDЁтO...φ(´c_,`*)
11月のグランドスラム・大阪で優勝した後、ワールドマスターズでは初戦敗退したけれど、ここにきてグランドスラム・パリで優勝。それも、オール一本勝である。
゚.+:。 ヾ(。・ω・)ノ゚.+:。 イイジャナーイ!!
世界選手権代表の新井千鶴選手(三井住友海上)次第だが、新井千鶴選手(三井住友海上)の調子がここのところ良くないので、可能性はまだ残されていると思うが……どうだろうか?(゚ー゚?)
他に気になるのが世界選手権金メダリストのM.E.ガヒエ選手(フランス)。
5位という結果なので良くないのだが、過去の成績を見るとグランドスラムの優勝は2回しかないのね。昨年のグランドスラム・パリも5位である。(∩ ゚д゚)ナニッ?
調子を合わせるのがうまいのかしら?それともグランドスラムが苦手とか??
2年連続で世界選手権の決勝まで進んでいるのだから、5位とはいえ油断できない。引き続きスパイ活動は続けるべきだナ。(。-`ω´-)ぅぃ
いつからスパイ活動になったのか……謎である。(;¬_¬)
男子90kg級
1位 N.シェラザディシビリ(スペイン)
2位 長澤憲大(パーク24)
3位 A.クレルジュ(フランス)
3位 I.F.シルバ.モラレス(キューバ)
5位 N.ファンテンド(オランダ)
5位 M.メディエフ(アゼルバイジャン)
世界ランキング1位のN.シェラザディシビリ選手(スペイン)が優勝した男子90kg級。
オメデ(´・ω・)9))【dooя】㌧♪
2019年の世界選手権では3回戦で敗退したけれど、一昨年の世界選手権では優勝している実力者。誰が優勝するかわからない男子90kg級の中では、安定した結果を残している。
今回は残念ながら負けてしまった長澤憲大選手(パーク24)、これは仕方ないと思う。結果は残したよね。d(-_☆)
逆に3回戦で敗退した村尾三四郎(東海大学1年)は、厳しい結果である……。(┯_┯)
ほぼ横一線の男子90kg級代表争い、長澤憲大選手(パーク24)にもまだ可能性は残されている。あとは向翔一郎選手(ALSOK)の結果次第だろうナ。
私の中で男子90kg級は、未だ予想できない謎の階級である。
う━(・n・`≡´・n・)━ん…
女子78kg級
1位 M.マロンガ(フランス)
2位 F.E.ポスビト(フランス)
3位 梅木真美(ALSOK)
3位 K.アントマルチ(キューバ)
5位 K.アポテカ(スロベニア)
5位 A.チュメオ(フランス)
世界選手権金メダリストのM.マロンガ選手(フランス)が優勝した女子78kg級。
おめでとヽ(●´ω`●)ノおめでと
パリ開催という事もあり、多くのフランス人選手が出場しているけれど、この階級は特にフランスの選手が強いね。
c(`・ω´・ c)っ≡つ ババババ
梅木真美選手(ALSOK)も日本ではこの階級2番手の選手なのに、準々決勝でA.チュメオ選手(フランス)に敗戦。しかし、そのA.チュメオ選手(フランス)ではなく、決勝は違うフランス人同士の対戦だからびっくり。Σ(゚ロノ|┬┴
団体戦を考えると、やっぱりフランスが一番のライバルになりそうだ。
男子100kg級
1位 P.パルトチク(イスラエル)
2位 V.リパルテリアニ(ジョージア)
3位 A.アダミアン(ロシア)
3位 M.コレル(オランダ)
5位 S.エルナハス(カナダ)
5位 B.ドセン(セルビア)
3回戦敗退 羽賀龍之介(旭化成)
P.パルトチク選手(イスラエル)が優勝した男子100kg級。
ヾ(●´I`)ノ☆゚'・:*☆オメデトォ♪
そして見ればわかると思うが、日本勢はとても残念な事に……また、負けた選手がそこまで強い選手ではないのがナ。
ガ━il||li(っω`-。)il||li━ン
一番手であるウルフアロン選手(了徳寺学園職)は、ここ最近優勝してないとはいえ、上位の結果は残しているからね。
男子100kg級代表争いは、厳しい結果となってしまった。(ノc_,<。)
女子78kg超級
1位 R.ディッコ(フランス)
2位 M.スルツカヤ(ベラルーシ)
3位 B.ソウザ(ブラジル)
3位 R.ヌネス(ポルトガル)
5位 S.アッセラー(アルジェリア)
5位 N.シェイウルフ(チュニジア)
2回戦敗退 冨田若春(コマツ)
女子78kg超級は、20歳のR.ディッコ選手(フランス)がグランドスラム初優勝。
(っ′∀`)っ 【。゚+.オメデトウ。+.゚】
R.ディッコ選手(フランス)の試合を初めてみたにわかファン。今回オール一本勝で優勝したけれど、とても強かった!地元開催だから?圧倒的な試合が多かった。
o(*`・ω・)o≡o≡o≡○)`3゚)アータタタタタッ!!
こういう時にレジェンドI.オルティス選手(キューバ)がいたらわかりやすかったのに、出場してないとは……。(¬з¬)
自分のにわかを棚に上げ、愚痴るという……最低である。Ψ(`∀´)Ψウケケケ
男子100kg超級
1位 H .グロル(オランダ)
2位 影浦 心(日本中央競馬会)
3位 I.タソエフ(ロシア)
3位 A.グランダ(キューバ)
5位 G.ザアリシビリ(ジョージア)
5位 R.シルバ(ブラジル)
この日、 Twitterを流し見していたにわかファンは、オリンピック2連覇中のT.リネール選手(フランス)がひっくり返っている映像を見つける。
Σ(・ω´・ノ)ノえっ!?
対戦相手を見ると、影浦心選手(日本中央競馬会)の姿が。
T.リネール選手(フランス)、約9年半ぶりの敗戦。それを影浦心選手(日本中央競馬会)がやってくれた!!
キタワァ━━━━(n‘∀‘)η━━━━ !!!!!
これはすごい事である!それは井上康生監督も思わずガッツポーズしてしまうよ。
だからこそ言いたい。
(σ`д´)σなんで優勝しなかったの!せっかく快挙を達成したのに、なんてもったいない事を!!(T-T*)ウウウ
という事で、H .グロル選手(オランダ)が優勝した男子最重量級。
(。゜∇゜)ノ☆・゚:*:゚才×〒"├¬♪
34歳のH .グロル選手(オランダ)、影浦心選手(日本中央競馬会)とは10歳差である。本当にすごいよね……でもごめんなさい、やっぱり悔しい。(≧血≦;) グォオオオッ!!
最後に
今回の出場選手を見てみると、対抗馬の選手だと思う。
おそらく、東京五輪選考最後の国際大会2020グランドスラム・デュッセルドルフは、本命の選手が出場するのだろう。 楽しみである。┣¨キ(o゚Д゚o)┣¨キ
それでは、にわかによる2020グランドスラム・パリは終了する。
選手、関係者の皆様、お疲れ様でした。
㌧㌧(´-Д-`*)qq(´∀`;)オツカレサマデース