アジア大会 2018 ジャカルタ その3
男子マラソン決勝
私は陸上の経験はないが、学生時代からマラソン観戦が好きだ。
きっかけは高橋尚子選手(通称Qちゃん)である。
当時見ていた人ならわかると思うが、Qちゃんは本当に強かった(>ω<)
全くのにわかでマラソンの事など何も知らないのに、Qちゃんの出る試合はテレビにかじりついて見てた。
あの頃Qちゃんはとても人気があり、TVの視聴率も良かったと記憶してる。
また、ここ数年は男子マラソンをかなり観戦していて、このアジア大会でも楽しみにしていた。
スタート前からテレビの前にスタンバイしてみる。
決して、U-20女子ワールドカップ優勝に興奮して仮眠出来なくなり、 今かなりの睡魔に襲われているからではないのだ( ˘ω˘)クソネミ
出場する日本人選手は井上大仁選手(MHPS)と園田隼選手(黒崎播磨)。
今年の東京マラソンで2時間6分54秒の日本人2位、日本歴代4位の記録を出した井上選手。
今回のアジア大会、一番良いタイムを持っている優勝候補だ。
園田選手は現在29歳の遅咲きランナー。
今年の別府大分毎日マラソンは日本人1位、2時間09分34秒で初のサブテン(2時間10分以内)を達成。
井上選手はもちろん、園田選手も十分にメダルが狙える。
午前8時、スタート!
ジャカルタは亜熱帯のイメージがあるけれど、今の時間は気温、湿度ともに日本ほどではないようだ。
ところが日本、私の住んでいる地域は今日は台風が通り過ぎたあとの晴天、そう!洗濯日和である。
私はだらしないながらも主婦なのだ。
朝の忙しい時間に2時間以上もテレビにかじりついてる訳にいかない。
家事をこなしながらテレビの前を通るたびチラ見する|д゚)チラッ
5km
17分超えの超スローペースだ。
15km
まだ15kmなのに先頭集団は9人。
スタートしたのは21人、だいぶ人数が減っている
アジア大会は選手の走力に差があるのか。
25km
園田選手が先頭で引っ張る。
井上選手もいる、まだかなり余裕がありそうだ。
35km
相変わらず園田選手が先頭で引っ張り先頭集団は5人に。
勝つために冷静に勝負するよう言われているらしい井上選手はまだ出ない。
この辺りから私はテレビの前へ(p_-)
ミストステーションと聞いて、ファイナルファンタジーに出てきそうな名前だなぁ~いつものようにくだらない事を考える。
37km
E.エラバッシ選手(バーレーン)が仕掛ける。
園田選手が遅れ井上選手だけが対応するが、E.エラバッシ選手は後ろに付かれることを嫌がり、蛇行しながら走るε≡≡ヘ( ´Д`)ノ
38km手前
井上選手が前に出る!
39km手前
井上選手、ペースを上げるがE.エラバッシ選手も負けじと前に出る。
横一線の二人。
スプリント勝負だと厳しそうだ、なんとか離せないかなぁ……
そう思いながらカメラワークの酷さに酔いそうになる三半規管の弱い私(ヽ´ω`)
41km手前
井上選手が仕掛けてる。
しかしE.エラバッシ選手、ものすごくキツそうな顔なのに離れない。
逆にE.エラバッシ選手が仕掛ける。根性あるなぁ柱|・`ω・) ス・スゲェ…
井上選手はしっかり対応している。
ラスト
横一線でスタジアムに入ってくる二人、ラスト勝負だ!!
井上選手がスパート!
負けじとE.エラバッシ選手もスパートする。
E.エラバッシ選手が くる、くる、くる……
接触( ;゚Д゚)キャァァァァァァァ!!
井上選手、1位でゴォォォール!
やった!やった!!やったよ!キタ━━゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚━━ ッ !!!
最後ハラハラしたけど、終わりよければすべてよし!!
園田選手は4位。
メダルも狙えただけに残念だけれど、ずっと積極的に引っ張っていた。
国際大会の経験、これを糧に頑張ってほしい。
井上選手、32年ぶりの金メダル
!(。゜∇゜)ノ☆・゚:*:゚才×〒"├¬♪